SMAP解散でハワイ逃亡のメリー喜多川副社長「なぜ私が悪者になるのかわからない」

2016/08/27 10:00

「ジャニーズの古参幹部に聞いたところ、メリーさんは自分に対しバッシングを行っているファンについて、『間違った情報に踊らされている』というふうに思っているようです。確かにメリーさんは日常的な業務の細かいところには携わっておらず、SMAPメンバーの不仲もよくは知らなかった中で、飯島さんとSMAPの独立を聞かされ、会社のトップとして厳しい対応をしたという感じだったんでしょう。ただ、飯島さんが娘のジュリーさんと対立してしまっていたので、そうなると当然、娘の味方をする。何しろジュリーさんは次期トップなんですから、彼女を軸にまとまってもらわないと困るわけです。結局、飯島さんに出て行ってもらったんですが、その母親役がいないとまとまらないSMAPにも困惑しているというのが正直なところで、自ら率先してぶち壊しているというのとは、ちょっと違う気がしますね」(同)

 しかし、SMAPファンからすれば大好きだったメンバーの不仲は信じたくない話でもあり、メンバーの一部を悪者扱いした印象のプレスリリースに不信感が募るのは仕方ないところ。芸能プロのトップがタレントを支配し、隷属させているというイメージは覆しがたく、メリー副社長に怒りの矛先が向かうのも当然の流れだ。

 本来、トラブルの責任を負うのは経営者であり、批判の矢面に立つべきところだが、もしもそれを理由にハワイに逃げていたというなら、なおのこと、悪者イメージは避けられないかもしれない。
(文=片岡亮/NEWSIDER Tokyo)

最終更新:2016/08/27 10:00
アクセスランキング