真夏の最恐ラブホラー! 彼を誘って体験されてはいかがでしょう?

怖いラブホテルの見分け方 アンティーク家具の部屋は選んではいけない!?

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Photo by Rina Pitucci from Flickr

 ラブホテルの清掃員をしている大塚が体験した&同僚から聞いたコワーいラブホ怪談をご紹介します。

【第7話 アンティークにはご用心】

 皆さんは、どんなラブホがお好みですか? 一時期は1泊ン万円とかシティホテル並みのお値段のお部屋が話題になりましたが、最近は高級感よりもコンセプトを売りにするホテルが増えつつあり、中にはなんと忍者屋敷のようなお部屋もあるそうです。まあ当ホテルのベテラン衆によれば「バブル期には、室内にメリーゴーランドがあったり、電車や診療室仕様も珍しくなかった」そうですが(笑)。

 当ホテルは至って普通の仕様なのですが、スズキ主任は「メリーゴーランドなんかあったら気が散って、ソレどころじゃねえだろう」と居直ってました。まあ、それはそうとも言えますよね。

 とはいえ今年のリニューアルの際には、オーナーから「インテリアを、ちょっと変えようか」というお話が出たそうで、支配人と主任、マネジャーがアンティーク家具屋さんを見に行くというお話になりました。ところが、それを聞いたマキノさんが猛反対。

「アンティーク? ダメダメ。怖いもの」
「何が怖いんだよ?」

 ちょっとムッとするスズキ主任。「何がって言われるとアレですけど、古いお人形さんとか怖いですよね」と、大塚もワキから参入しました。

「そうだなー。人形はやめとくか」
「主任、そういう問題じゃないのよ。古いものは『何かが憑いてるか憑いてないか、わかんないのが怖い』のよ」

 マキノさんによると、知らずに「憑いている」家具を買うと、最悪の場合、火事になったりするのだとか。

「新聞にも出てた、だいぶ前のラブホの火事ね。知り合いが勤めてたんだけど、オーナーが古いもの好きでいろいろ集めてたんだって。絶対そのせいだって言ってたわ」

 マキノさんの話では、火事の被害はそれほどでもなく、営業を再開したそうですが、苦情が殺到して、結局オーナーさんが代わられたそうです。

「苦情ってどんな?」主任と声をそろえてしまいました。

「なんかね、夜中に廊下で誰かが大声で歌ってて、お客さんが『うるさいから文句言ってやろう』と思ってドアを開けたら誰もいないの。あれっと思うと、浴室から大きな笑い声が『ハッハ~』って一瞬だけ聞こえるんだって。そもそもそんな大声で歌ってたらスタッフだって気がつくはずなのに、スタッフは誰も聞いてないの。実は歌声も、お部屋の中だけで聞こえてたのよ」

「ウソくせえなあ」

 主任はバカにして面白がっていましたが、大塚は結構怖かったです。

「あと、お客様はベッドの中なのに、誰かがドアを開けて浴室へ行く気配が何度もするとかね。知り合いは『お人形がイタズラしてたと思う』って言ってたわ。掃除中も、監視されてるみたいなんだって」

 主任は信じてなさそうでしたが、当ホテルではアンティークの採用はナシになりました。アンティークが悪いわけじゃないんですよね。安全なものかどうか、見極めが難しいということらしいです。

大塚(おおつか)
都内某所のラブホで働く現役清掃員。R-ZONEと月刊誌「週刊実話ザ・タブー」(日本ジャーナル出版)で、清掃員の日常を連載中。

「アンティークみたいな」のだったら怖くない

しぃちゃん

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