「アクセルはキモい、モデルがかわいそう」の声まで!

ガンズ、女性モデル50人のVIP招待が発覚! 「モデル好きのアクセルのため?」と猛批判

2016/08/22 19:25
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美青年は儚いもの、と身を呈して教えてくれたアクセルおじさん

 現在、アメリカで再結成ツアーを行っている伝説的ロックバンド「ガンズ・アンド・ローゼズ(以下、ガンズ)」が、ロサンゼルス公演に先駆けモデル事務所に「女性モデル全員をご招待したい」と連絡していたことが発覚した。スケジュールが空いていた、若くて美しいモデルたち50人ほどを、VIP席に座らせ、控え室や打ち上げパーティーにも呼んでいたという。ボーカルのアクセル・ローズ(54)が大のモデル好きであることから、彼のために用意したのだろうという臆測が流れており、ネット上では、「一頃よりも痩せたし顔も落ち着いたから、モデルの彼女がほしくなったのだろう」「20年前ならモデルも大喜びしただろうが、今のアクセルじゃ……」「モデルをVIP席に招待するなんてファンをバカにしている。不公平だ」という意見が飛び交っている。

 1987年にリリースしたファースト・アルバム『アペタイト・フォー・ディストランクション』からのリカット・シングル「スウィート・チャイルド・オブ・マイン」「ウェルカム・トゥ・ザ・ジャングル」「パラダイス・シティ」が爆発的に大ヒットしたガンズ。さらさらヘアーで線の細い美青年のアクセル(ボーカル)と、長いアフロヘアにサングラスをかけたワイルドなスラッシュ(ギター)が人気を二分し、音楽シーンには欠かせないハードロックバンドと呼ばれるようになった。

 しかし、スティーヴン・アドラー(ドラマー)が薬物依存を理由に90年に脱退。91年に行ったツアーでバンドの仲は険悪なものになり、イジー・ストラドリン(ギタリスト)も脱退。93年には「世界で最も稼いだバンド」第1位に選ばれたが、これをピークにバンドの評判は下がり始め、96年にスラッシュが、98年にダフ・マッケイガン(ベーシスト)が脱退。全盛期のオリジナルメンバーはアクセルたった1人という状態になっていた。

 スラッシュは、2007年に出版した自叙伝でメンバーに対するアクセルの横暴な態度に堪えられなくなり、みんなバンドを離れていったと暴露。「ガンズはオレのもの」と言わんばかりにバンド名の所有権を獲得したり、メンバーたちへ契約書にサインしろと迫ったりしたことに、嫌気が差したのだといい、「脱退したことは後悔していない」とまで言い切った。

 その後の報道で、2人の間に深い確執が生じたのは、91年にスラッシュがマイケル・ジャクソンのトリビュート・コンサートで演奏したことに、アクセルが激怒したことだとされた。幼児期に父親から受けていた性的虐待のトラウマを抱えるアクセルは、小児性愛者だと報じられていたマイケルのステージに立ったことがどうしても許せなかったのだという。

 12年にガンズがロックの殿堂入りを果たした時には、スラッシュ、ダフ、スティーヴン、スティーヴンの後釜ドラマーであるマット・ソーラムの4人が式典に出席し、アクセルはドタキャン。アクセルは、09年のインタビューで「再結成する前に、オレたちのうち1人か2人は死んでるだろうし」と発言していることから、ファンが切望する「全盛期メンバーでのガンズ再結成」はありえないだろうという絶望感が漂うようになった。

 そんな中、アクセルとスラッシュが15年に突然和解。今年4月にスラッシュ、ダフとアクセルが23年ぶりに一緒のステージに立ち、「生きてる間はムリ」という自虐的なタイトルを付けた『Not in This Lifetime…』ツアーを決行すると発表した。ガンズ・ファンはもちろんのこと、ニコラス・ケイジ、ジム・キャリー、レニー・クラヴィッツ、ジャレッド・レトら、ガンズ大好きなセレブたちも大喜び。コンサートに繰り出すなど、大盛り上がりをみせている。

『モデルにハマる男たち』
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