「ブスiD」オーディションの起こした波紋

応募条件“我こそはと思うブス”――炎上した「ブスiD」オーディションの波紋と背景

busuid.jpg
主催者の柴崎大智氏

 数年前から「そろそろ終わる」と言われ続けるも、毎日のように新しいアイドルグループが誕生し、アイドルを目指す女の子も減ることがない、現在の女性アイドルブーム。最近ではオタク系やヘビーメタル系、ぽっちゃり系など、他グループとの差別化を図るために、キャラ設定やテーマなどさまざまな趣向を凝らしたグループも珍しくなくなってきた。

 そんな中、7月某日、講談社が主催する女性アイドルオーディション「ミスiD」の名をもじったオーディションイベント「ブスiD~悩ましいニッポンの私~」が、阿佐ヶ谷ロフトAにて行われた。イベント開催前の告知ページを見る限りでは、その名の通り、強烈な個性を持った“ブス”のアイドルを発掘しようという企画のようだ。審査するのは、本家ミスiD2015でグランプリに選出された水野しず氏や、ロマンポルシェのロマン優光氏、カルチャーマガジン「TRASH‐UP!!」編集長の屑山屑男氏などの著名人ら。

■「ブスiD」なるオーディションイベントが始まった
 イベント前にはHP等で約2週間、「18~28歳前後の我こそはと思うブスのあなた」「東京近郊の在住者」「歌やダンス等の経験は不問」といった応募条件のもと、顔写真や志望動機、自己PR文等の応募書類を募集。50名ほどの応募者から書類審査を経て、イベント当日には登壇を果たした10名のファイナリストをゲスト審査員が審査する、公開型“オーディション”が行われた。

 当日、ファイナリストには1人につき3分間の自由なアピールタイムが設けられた。これまで容姿コンプレックスのために、抑え込んできたアイドルになりたいという気持ちをスピーチする者、容姿には自信がないけども歌手になりたい気持ちを歌唱で表現する者、自分の顔遍歴を自虐まじりにフリップで紹介して笑いを取りにいく者、「自分は別にブスではないのでこの中に入れば1番になれると思う」と宣言してしまう者など、アピール内容はさまざまだった。

 「世間的にはブスの類に入るけれども磨けば光る」といったアイドルの原石を探すのか、造形としての容姿が「ブス」な女の子ナンバーワンを決めるのか、イベント開催前だけでなく、グランプリや特別賞が決定した後も、その趣旨やブスの定義、評価基準などは説明されなかった。

 そのためTwitter上にはイベント参加者を中心に賛否の声が巻き起こり、ネットは炎上。「明らかにファイナリストは全員可愛いのだが?」「出場者も審査員も誰も得をしないクソイベント」「ブスは個性でもなく、ただの汚点」などのイベント自体に懐疑的な姿勢を取る意見や、さらには「大事なのは審査員でも観客でもなく、応募者たちがこのブスiDに対しどう感じたかだけ」「ブスという言葉が単純に不快」「ブスiDは企画者が女ではなく男という時点で気持ち悪さしかない」といった、どんな狙いがあろうとも、“ブス”を扱うことに対する嫌悪感や怒りを露わにするコメントも数多く見受けられた。

新しくて面白い切り口=ブス、という発想にただただ仰天

しぃちゃん

今、あなたにオススメ



サイゾーウーマンのSNS

  • 「いいね!」「フォロー」をクリックすると、SNSのタイムラインで最新記事が確認できます。

関連リンク

アクセスランキング

  1. 葵つかさ「松潤の相手」表記にクレーム
  2. 木村拓哉の足首タトゥーが解禁?
  3. 嵐と10年付き合った放送作家が「ヒドイ話」をブログで暴露
  4. 『カルテット』視聴率左右するシーン
  5. マギー不倫報道に“非道すぎる圧力”
  6. 草なぎ剛結婚報道のウラに木村?
  7. 袴田吉彦の不倫相手が売名活動へ
  8. 「嵐はしゃいでた」発言で日テレP炎上
  9. 『大貧乏』視聴率暴落&批判のワケ
  10. 成宮友人A氏、「和解」提案の舞台裏
  11. 『A LIFE』初回14.2%にテレビ関係者絶句
  12. マギー、M字開脚に「痛い」の声
  13. 「レンタル彼女」は法的に問題ない?
  14. 工藤静香がインスタ開始で夫婦アピール?
  15. キムタクは「がんばっちゃう男」である
  16. 山崎賢人、「恋人匂わせ」投稿に呆れ
  17. “もう終わった”イケメン俳優3人
  18. “意外すぎる”不倫常習犯タレント
  19. 篠原涼子、「演技派女優」計画は失敗? スペシャルドラマ不振で「やっぱり現代劇向き」の声
  20. 成宮寛貴、乱行写真を売った知人

ジャニーズの人気記事

  1. 葵つかさ「松潤の相手」表記にクレーム
  2. 木村拓哉の足首タトゥーが解禁?
  3. 嵐と10年付き合った放送作家が「ヒドイ話」をブログで暴露
  4. 「嵐はしゃいでた」発言で日テレP炎上
  5. 『A LIFE』初回14.2%にテレビ関係者絶句

カルチャーの人気記事

  1. 「婦人公論」で小保方連載スタート
  2. 猫トラブルの原因は人同士のいさかい?
  3. 「日本が独裁国家に」映画監督が警告
  4. 「捨てられる妻」の典型とは?
  5. こなれを捨てた「CLASSY.」が暴挙へ

海外ゴシップの人気記事

  1. トランプ就任式はしょぼくてもOK!
  2. マライアが“バツ2”自虐ギャグでノリノリ
  3. ケイティ、年末年始に日本を堪能
  4. リアーナ、J. Loをアンフォロー
  5. 私たちが知らない『クリミナル・マインド』の7つのこと