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世間を戦慄させた殺人事件の犯人は女だった――。日々を平凡に暮らす姿からは想像できない、ひとりの女による犯行。彼女たちを人を殺めるに駆り立てたものは何か。自己愛、嫉妬、劣等感――女の心を呪縛する闇をあぶり出す。

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[第28回]
日商岩井社員射殺事件

 東京都港区元麻布のとある高級マンション。紫色の絨毯が敷かれ高級家具が置かれたその一室、1人の女性が住んでいた。46歳の宮坂小路久美子(仮名)だ。

 久美子は赤坂と日本橋で商社マン相手の雀荘を経営している。会員制のその高級雀荘は、周囲のエリートサラリーマンたちの接待に使われることも多く、賑わいを見せていた。それは“ママ”である久美子の存在も大きかった。久美子は華やかで色気漂う美貌の持ち主だが、その社交性も抜群だったという。その上、狩猟という優雅な趣味を持ち、活発で46歳という実年齢よりはるかに若く見えた。久美子は若い頃一度結婚したものの、幼い子ども2人を置いて離婚していた。そんな境遇の“雀荘のママ”は、男たちの興味を惹き付けずにいられなかった。

 久美子には16歳年下の恋人がいた。だがこの恋人の存在こそが、後に久美子を猟銃による殺人事件の主役にしてしまうことになる。

◎猟銃で恋人の同僚を殺害、自身も自殺を図る
 昭和48年(1973年)12月22日の深夜2時、久美子のマンションに2人の男性が訪れた。久美子の恋人で日商岩井につとめる佐藤幹人(仮名29歳)と、その先輩社員の吉田慎太郎(仮名34歳)。幹人は慎太郎と仕事帰りに酒を飲み、久美子との関係を愚痴った。当時、幹人には別の女性との結婚話が浮上していた。親分肌で面倒見が良いという評判の慎太郎は、「ではこれから彼女のマンションに行こう。俺が別れ話をまとめてやる」と、強引に幹人を連れて、深夜に久美子のマンションを訪れた。慎太郎も久美子の雀荘に行ったことがあり、顔見知りだった気安さもあったのだろう。

 話し合いは深夜5時頃まで続いた。慎太郎はブランデーのナポレオンを何杯も飲みながら、久美子に幹人との別れを迫った。いや、それは別れ話というより、久美子への女性蔑視ともいえる説教、今でいうならセクハラのようなものだった。

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