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「福山雅治は演技力ナシ」「伊藤英明は一発屋」40歳以上の“オワコン”連ドラ主演俳優ランキング

2016/07/31 15:00

 7月期ドラマの全てがスタートし、この夏を制覇するのはどのドラマかと各局がしのぎを削っている。男性に比べて女性の視聴者が多いといわれるドラマにおいて、ストーリーや出演陣なども大切だが、とりわけ重要な存在が“主演俳優”。主演のキャスティングを間違えると、ドラマの大コケにもつながってしまう。今回は男女100名に「オワコンだと思う、40オーバーの連ドラ主演俳優」というアンケートを実施した。(Sagooooワークス調べ/調査地域:全国/調査対象:男女年齢不問/有効回答数:100)。

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演技力うんぬんにツッコミの余地を与えなかった頃のましゃ

 まったくもって不名誉な1位になってしまったのは、月9ドラマ『ラヴソング』(フジテレビ系)で月9史上最低視聴率を更新した福山雅治。47票というほぼ半分もの票を獲得してしまった理由としては、

「結婚しないと思っていたが、結婚してしまったので女性ファンが離れていっていると思います」(30代/男性/会社員)
「年を取ったし、結婚して人気は急落していると思うからです。イケメン俳優としては高齢すぎるし、演技力などもないままなので今後は苦戦すると思います」(40代/男性/自由業・フリーランス)
「もうそんなに人気もないと思うし、ただのおじさんにしか見えない」(30代/女性/パート・アルバイト)
「視聴率があまり良くなかったみたいだし、演技がうまいという印象もないから」(20代/女性/学生)
「いくらイケメンでも、40代で月9の主役は無理がありすぎ。月9はいつも見ているけど、『ラヴソング』はまったく見ていません」(30代/女性/会社員)

 と、吹石一恵との結婚を機に女性ファンが離れてしまったことが大きな原因のよう。加えて47歳という年齢で、いまだ恋愛ドラマの主人公を演じるていることに抵抗を覚える人もいるようだ。一方で、「もともと役者向きではなく、歌の世界の方が良いのではないかと思います」(40代/男性/自由業・フリーランス)、「正直福山さんには役者ではなく歌手の方で頑張っていただきたいと思うから」(10代/男性/学生)と、音楽活動に期待しているという声は意外と多い。

 24票を獲得した2位は、1月期『スペシャリスト』(テレビ朝日系)で主演を務めたSMAP・草なぎ剛。ジャニーズグループのアイドルとしてライブやバラエティ番組に加え、数多くのドラマや映画に出演しているが、

「草なぎ剛くんはオワコンというより、そもそも俳優としてブレイクしていないと思います」(40代/男性/無職)
「トーク番組等を見てしゃべりがあまり上手でないという印象があり、どうしても先入観を持って演技を見てしまうから」(10代/男性/学生)
「台本をまったく読まないで、その場の空気だけでやるという芝居の作り方がだめ」(30代/女性/専業主婦・主夫)
「テレビでもだんだん影が薄くなってきた感じがしており、特に目立った部分もないため」(30代/男性/会社員)

と、もともとの演技力に疑問を持っているという人が多く見られた。また、「SMAPはお騒がせタレントのイメージなので、もう実力を期待することは難しいだろうなあと思います」(30代/女性/無職)、「SMAPの誰を見ても独立問題を思い出す。気の毒な人たち、という印象」(40代/女性/パート・アルバイト)と、SMAP解散騒動も大きく影響しているようだ。

 今年4月の『僕のヤバイ妻』(フジテレビ系)に主演した伊藤英明は7票で3位にランクイン。『海猿』(同)シリーズでは海上保安官役を演じ、その男らしい役で一躍大人気となった後も、数多くの作品に参加したが、「あまり表舞台には出てこなくて、特にヒット作がないと思うので」(20代/女性/パート・アルバイト)、「そもそも『海猿』だけの一発屋のような俳優だから、今は人気が低い」(20代/男性/学生)、「昔から演技がうまいとは思わなかったが、加齢による深みも出ず、案の定、露出が減った」(40代/男性/会社員)と、最初のヒット作のイメージが強すぎたのか、その後はパッとすることなくここまで来てしまったようだ。

 4位には、昨年『ナポレオンの村』(TBS系)で破天荒なスーパー公務員の主人公を演じた唐沢寿明が6票獲得でランクイン。「無理に若々しい雰囲気を出そうとしている姿勢が透けて見えてしまい、痛々しく思えるため」(30代/男性/会社員)、「唐沢寿明が演じる役は、唐沢寿明ではなくほかの人が演じてもいいと思うことがあるから」(30代/女性/無職)と、53歳という年齢に似合わない爽やかキャラがわざとらしく、見ていられない……という悲しい意見が上がっている。

 5位には4票獲得で、1月期『お義父さんと呼ばせて』(フジテレビ系)の主演・渡部篤郎がランクイン。「中谷美紀を捨てて、若いホステスに走っちゃったので」(30代/女性/パート・アルバイト)と、私生活でのマイナスイメージが大きく影響しているよう。

 同じく4票を獲得した昨年放送の『下町ロケット』(TBS系)主演・阿部寛は、「濃すぎる感じがして、ちょっと暑苦しい印象を持つからです」(40代/女性/専業主婦・主夫)、「演技力はあると思いますが、主演というよりは脇役の方がふさわしいと思うから」(60代/女性/専業主婦・主夫)と、その演技力は認められているものの、連ドラの主演を務めるには、少々存在感が濃すぎるようだ。

 3票という少数ながら6位に入ったのは、4月期『グッドパートナー 無敵の弁護士』(テレビ朝日系)の主演・竹野内豊。「昔は出演するドラマを見たいと思ったが、今は普通のおじさんになってしまい、オーラがなくなったように感じるから」(30代/女性/自営業・個人事業主)、「なぜかどうしても古い感じがする」(30代/女性/無職)という意見が上がっている。

 そのほか、2票を獲得した昨年放送の『エンジェル・ハート』(日本テレビ系)主演・上川隆也には、「ドラマではかなり似せているものの、原作より上川隆也が細身すぎてコレジャナイ感がすごかった」(40代/女性/専業主婦・主夫)という声が。そして同じく昨年放送の『リスクの神様』(フジテレビ系)主演・堤真一も2票獲得。「主演というよりは助演向きな人だと思う。助演に専念してほしい」(20代/男性/学生)という声が。また、昨年放送の『無痛~診える眼~』(フジテレビ系)主演の西島秀俊には1票だけが入り、「CMでは好感度高いですが、ドラマではその良さが出ていないと思った」(40代/女性/専業主婦・主夫)という意見が挙がった。

 今回、ぶっちぎりの1位を獲得してしまった福山だが、以前から、演技力やキャラクターよりも、「女性人気が高い」という点を持ち上げられることが多かった。年齢を重ねると、外見だけでは勝負できなくなるということの証しになった結果なのかもしれない。

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