【連載】おおしまりえの婚活スポットリアル調査12

恋の炎も燃え上がる? 料理合コンで男女の仲が急接近しちゃうか確かめてみた

2016/07/23 15:00
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料理合コンで作った夏カレー、甘辛チキン、マヨサラダ

 料理、それは家事の中でも一番個人差や性格が出るもの。「やる」と一言で言っても幅は広く、「フタを開けてみたら、男性が米を炊くことしかできなかった」なんて話はよくあることです。結婚を考えるのであれば、そのあたりのスキルや性格は、早くから確認しておきたいものですが、どうしたらいいのか……そうだ! 料理婚活があるじゃないか!

 趣味婚活のはしりとしてはやったものの、一時は「いい出会いはない」なんてウワサもささやかれた料理婚活。でも実際のところ、本当にいい出会いはないのでしょうか? そして、料理を通して本当に男女の相性は効率的にわかるものなのでしょうか? 気になる細かい部分を、今回料理合コンに潜入して確認してきました。

■自己紹介で明かされる料理スキル

 参加したのは料理合コンだけでなく、趣味婚活などを開催する「A社」のイベント。マンションの一室で開催されるということで、どんな雰囲気なのか緊張しながら会場へと向かいます。

 今回のイベントは3,900円で夏のスタミナ料理4品を作るコース。男女の参加人数は4対4で、お料理婚活というよりもお料理合コンという感じの小規模なイベントです。

 パッと見た男性の雰囲気は一言で言って超普通。いい出会いがないというウワサとはまた違う、本当に普通の男性たちというのが第一印象です。そんな“いい人たち”を前に、まずは自己紹介から始めていきます。名前、職業、趣味、料理レベルと、年齢を除く一般的な内容を自己申告していきますが、男性陣のバカ正直さに、まずは驚き!

「僕はご飯を炊くくらいしかやりません」
「料理は食べる専門で(笑)」

 いきなり4人中2人が料理しない宣言を発動! 筆者は心の中で「そこはポイント上げるために『頑張ってやっています』くらい言っとけ」と無駄にツッコミを入れてしまいました。そんな筆者は「料理はやりますが、得意というわけではないです」と回答を濁しておきましたが、実際はほとんど料理はしません。

■料理開始! 男女の仲は急接近!

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筆者が山田(仮名)と作ったチョコマフィン

 参加者は男性が推定30代、女性は20代後半~30代中頃までと、男性の方がやや年齢層は上の印象です。男女でペアになり、4品のうちサラダ、肉料理、カレー、スイーツのどれを担当するかを決めていきます。

 料理をやらない筆者は、率先してスイーツを選択しましたが、どの料理も切って、混ぜて、炒めれば完成するよう簡単な作りになっているようです。

 ペアになった山田くん(仮名)と、まずはレシピを見ていきます。「えっとどうしたらいいかな~」と、レシピを見ながら山田くんの出方をうかがいますが……なんと山田くんフリーズ!!

 料理をしないし、お菓子作りもほぼ初体験だった山田くん。いい人ではありますがまったく頼りになりません。一応、私が仕切る形で山田に指示を出し(もう呼び捨て)、なんとか和やかに調理は進んでいきますが、今度はだんだんとイライラしてくるではありませんか。

 切る、混ぜる、洗う……全部指示をしないと山田は動かないのです。他人と料理をするって気軽に考えていましたが、ペースを乱されるのは思ってた以上に負担。そういう意味では、今回気になっていた「料理で男女の相性がわかるのか」という部分は、相手が率先して仕切るか、空気を読むか、などがわかるので、それなりに有効かもしれません。

 そして、今回ペアになった山田については、「率先力なし! 空気読む力なし! 頑張り力まあまあ」と、辛口の評価をつけたところで、お菓子は完成。別のチームが頑張っている姿を眺めながら、ほかの料理の完成を待ちます。

作れないと恥ずかしい基本の料理―絵レシビ100連発! (KAWADE夢文庫)
色気より食い気!
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