そして体も大きく!

ジョニー・デップ、泥沼離婚劇となっている妻にちなんだタトゥーを「人間のクズ」という意味にお直し!

2016/07/04 18:55

 ジョニーは判明しているだけでも、アンバーのために2つのタトゥーを入れている。右手の指に彫っているアンバーのニックネーム「SLIM」という文字と、右の二の腕に彫っているアンバーの水着姿だ。米大手ゴシップ芸能サイト「TMZ」は現地時間2日、イベントでマイクを持ってスピーチを行うジョニーの動画から、「SLIM」というタトゥーが、「SCUM」に修整されていることが確認できたと報道。この「SCUM」は「人間のクズ」という意味であり、ファンは「ジョニーのアンバーへのささやかな復讐」だと大喜びしている。また、二の腕に彫った水着姿のアンバーも黒く塗りつぶしており、アンバーに裏切られた怒りは相当なものなのだろうと、ネット上で大きな話題となっている。

 もともとジョニーは、複数のタトゥーを彫っている。90年代初めに女優のウィノナ・ライダー交際していた時も、「WinonaForever(ウィノナよ永遠なれ)」と彫っていたが、93年に破局した後、「WinoForever(アル中よ永遠なれ)」にお直ししており、タトゥーの修整も初めてではない。

 欧米でも、アッパークラスの人々からは敬遠されるタトゥーだが、アーティストの多くが「自分史」としてタトゥーを彫っている。愛する人の名前や愛する人にちなんだタトゥーを入れるセレブは少なくなく、破局後、ジョニーのように後悔してタトゥーをお直ししたり、除去手術を受けるケースはよくある話。例えば、リアーナとクリス・ブラウンは熱愛中にお揃いのタトゥーを、それぞれ首の後ろと耳の後ろに彫ったが、09年のDV騒動後に破局してから、2人とも別のものへとお直ししている。02年にチャーリー・シーンと結婚し、娘2人をもうけたデニス・リチャーズも左足首に「Charlie」というタトゥーを彫っていたが、06年の離婚後、妖精の絵にお直しした。

 ちなみに、アンバーの脇腹には、チリの詩人パブロ・ネルーダと、12世紀に活躍した詩人ウマル・ハイヤームの作品が彫っていあることが確認されている。これらのタトゥーについてアンバーは、「深い意味があるの」「酔っぱらった勢いで彫ったわけじゃないの」と発言。深く考えずに、勢いでタトゥーを彫りまくっている人とは違う、と強調している。

 自分のために痛みをこらえてジョニーが彫った「意味のある」はずのタトゥーが、「人間のクズ」にお直しされているのを見て、アンバーは一体、どう感じただろうか? ネット上では、「勝ち気なアンバーのこと。SCUMや、黒く塗りつぶされたタトゥーを見て、闘争心に一層火がついたのではないか」という意見が多数上がっている。 

最終更新:2016/07/04 18:55
TATTOO TRIBAL Vol.67 (富士美ムック)
専門誌はカバーアップも特集してますぜ!
アクセスランキング