角川慶子の「シロウトで保育園作りました」第115回

“教育したがり”は母親からも同僚からも嫌われる! 経営者が語る「雇いたくないシッター」

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タレント保育士の1人、大人アイドル「predia」のまえだゆうちゃん 男の子はみなメロメロになります。同性から見てもビジュアルのいい子は気分がいいし、まっすぐでひがみがない子が多いので、経営者としても扱いやすいです

 早いもので、今年の半分が終わってしまいましたね。今回は半年の間に起きたおもしろかったことを書いてみたいと思います。

 4月からスタートしたベビーシッター事業「森のナーサリー」では、保育園の新年度が安定した5月下旬から6月下旬で求人を行っていました。応募してきたけれども採用しなかった人について書いてみたいと思います。ちなみに森のナーサリーは、「駒沢の森こども園」と同様、「富裕層向け」を謳っています。実際、お客様も超高級マンションにお住まいの方が多く、シッター慣れをしていて、たくさんのシッターさんにお会いしている方が多いことを念頭に置いて、読んでみてください。

■上から目線の“機関銃おばさん”

 応募の電話で、「自分の子ども2人、小学校お受験でお茶の水女子大学附属小に合格させた」「大手幼児教室の先生をやっていた」「現在、大手シッター会社Aに登録している」と、早口でしゃべりまくる方から電話が掛かってきました。早口がとても気になっていたのですが、面接しないと収まらない様子だったので、来てもらうことに。ちなみにAは掛け持ち不可のシッター会社です。

 来てすぐ、「応募アンケート」に記入していただき、その間に履歴書のチェック、資格証のチェックをしながら、おばさんの様子をチェックすると、持参した水をゴクゴク飲み始めるじゃないですか! 気を取り直し、面接を始めると、最初に目がいったのは服装の汚れ。上下紺色のセットアップを着ているのはいいですが、パンツにゲロか離乳食かなんかが付いて、乾いたような大きなシミを発見しました。午前10時の面接なので、家から汚れたものを着てきたとしか思えません。また、髪の根元8センチだけ白髪。全て白髪にするか、白髪染めをするかしないと、服装の汚れと相まって、だらしない印象を受けます。早口は子どもにも親にも嫌われますし、よくこんな早口で、大手のシッターが務まったなと疑問に思いました。

 一番問題だったのが、「子育ての楽しさを母親に教えてあげたい」という上から目線発想。不潔なおばさんにこんな発言をされたら、母親からすると「はあ?」って気持ちになりますよね。

 シッターで人気があるのは、20~40歳前半のビジュアルのいい優しい女性です。子育て経験は誰も問いません(保育士も同じです)。その時間、お母さんに代わって「みるだけ」がいいのです。むしろ教育的な人は嫌がられます。勉強を教えるにしても、「優しく」が基本。

 有資格者の年配者に多いのは、「私が教育しないと」と思ってしまう人です。保育士の離職率が高いのは、このような人の存在が大きな原因だと思います。子どもへの教育はもちろん、若い先生までをも教育しようとするからです。

 この方には、「Aは掛け持ちがダメなのは知っていますよね」「向こうを辞めて、こちらだけに登録するには、もったいないと思いますよ」と言って帰しました。

■保育士志望なのに……“不潔女子大生”

 もう1件。「年齢が若すぎると、需要が少ないですよ」。面接の前、電話のやりとりでクギを刺していたのですが、「それでもいいです、保育系の大学に通っているので面接お願いします」というので、来ていただきました。部屋に入るなり、ずっと髪を触っています。なぜ? 通常、長い髪の人は面接に来るとき、髪をまとめて来ます。履歴書を見ると「将来は保育園の先生になりたい」と書いてありました。笑顔も少なく、不潔すぎるので、帰ってもらいましたよ。近い将来、こんな先生に見てもらう園児が可哀想。髪はバイキンがいっぱいです。よく女子高生で前髪をずっと触っている女の子を見ますが、その癖が抜け切れていないのかな。どちらにしろ、保護者にいい印象は与えません。

 保育園も7月から新しい先生が入ります。先生の1人が静岡に引っ越すことが決まり、引継ぎを兼ねて早い段階で入ってもらうことになりました。その子も元アイドル、現タレントなんだけど……詳しくは次回明かします(笑)。

角川慶子(かどかわ・けいこ)
1973年、東京都生まれ。「角川春樹事務所」会長・角川春樹氏の長女。自身も元アイドルという異色の肩書きに加えて、ビジュアル系バンド好きで、元バンギャルの”鬼畜ライター”としても活躍。2011年9月に「駒沢の森こども園」、2016年4月からは派遣ベビーシッター「森のナーサリー」をオープンさせる。家庭では8歳の愛娘の子育てに奮闘中。

どこもかしこも人材不足!

しぃちゃん

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