"噂の女"神林広恵の女性週刊誌ぶった斬り!【第322回】

乙武洋匡の別居報道、妻の“介護”疲れを理由に「不倫」から注意を逸らすトンデモ

下世話、醜聞、スキャンダル――。長く女性の“欲望”に応えてきた女性週刊誌を、伝説のスキャンダル雑誌「噂の真相」の元デスク神林広恵が、ぶった斬る!

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「女性セブン」7月7日号

 イギリスの国民投票によるEU離脱派勝利は衝撃的だったが、驚いたのは離脱に賛成した多くの人々が、それを後悔し、投票のやり直しを求めていることだろう。「あまり考えずに投票した」「まさか本当に離脱派が勝つとは」。選挙後にことの重大さに初めて気づいた人々の存在は、他人事ではない。

第322回(6/23~28発売号より)
1位「乙武洋匡 離婚へ! 『世間の良識』は『夫婦の災い』だった!」(「女性セブン」7月7日号)
2位「自民党『改憲草案』を解く。第2回 谷口真由美『家族がいないと国民として認めてもらえなくなる!』」(「女性自身」7月12日号)
3位「舛添要一 逆恨み『復讐リスト』実行へ――『もう一回選挙に』の仰天復帰作戦!」(「女性自身」7月12日号)

 まさかの不倫報道に続き、別居が報じられた乙武洋匡氏。それを「週刊新潮」(新潮社)と同時スクープしたのが「女性セブン」だ。

 別居の最大の理由として「セブン」がピックアップしたのが“介護”だった。記事によれば不倫報道以前、妻の仁美さんは女性の存在に気づいていたが、“誰かに”世話をされていることで夫婦生活もまたバランスが保たれていた。だが、週の半分以上は家を空けていた乙武氏が24時間自宅に“謹慎”するようになったことで、仁美さんに掛かる負担が大きくなり、そのために別居を切り出したというのだ。

 恐ろしい理由だ。つまり、妻の負担増大や別居は、乙武氏が不倫相手と別れたことによって引き起こされたというのだから。女性週刊誌の下世話さが存分に発揮されたものでもあるが、明らかに障がい者やその家族への差別、偏見がある。そもそもサブタイトルが“「世間の良識」は「夫婦の災い」”なんだから。

 だが、こうした論理は乙武氏の不倫発覚時から起こっていたものだ。

 それまでベッキーの不倫を散々糾弾してきた、ワイドショーを筆頭としたメディアだったが、乙武氏の不倫発覚にはなぜか火消しや擁護に躍起だった。「夫婦間のプライベートな問題だから」「できれば静かに見守りたい」「一種の癒やしだったんでしょうね」。

だとしたら、乙武かなりトンデモない男だぜ

しぃちゃん

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