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チャン・グンソク公式サイトより

 チャン・グンソクの名前を聞いた韓流エンタメ関係者は「救世主」と「期待はずれ」という2つの相反する思いを抱くはずだ。そんな彼の兵役、入隊前最後のドラマといわれているのが、日本でも5月から放送がスタートした『テバク』(韓流専門チャンネルKNTV)だ。

 彼の日本でのブレークまでの歩みを振り返ってみよう。冬ソナブームもとっくに盛りを過ぎ、大手広告代理店のゴリ押しで盛り上がりを見せたK‐POPブームも落ち着いた2010年の夏。今はなきフジテレビ・韓流α枠で放送された、主演作『美男〈イケメン〉ですね』が話題を呼び、空前のグンちゃんブームが巻き起こった。

 それなりの売れ行きだった韓流雑誌が彼を表紙にした途端、発行部数が倍近くに。さらに、ドラマで見せた“俺様キャラ”でイベントを開催すると、彼が「ウナギ」と呼ぶ日本のファンが群がり、「日刊ゲンダイ」の調査によれば、11年は日本だけでイベント、CM、写真集などで30億ウォンを稼ぎ、12年には渋谷の一等地に6階建てのビルを購入してショップをオープンさせた。

 しかし、韓国では『美男ですね』の後に出演した『メリは外泊中』、冬ソナのユン・ソクホ監督とタッグを組んだ『ラブレイン』が大コケ。さらに、13年の『キレイな男』はひと桁台の視聴率から抜け出せず、最終回の視聴率は3.8%(ニールセン・コリア調べ)と落ち込んだ。
 
 ちなみに、日本ではグンソク人気を見込み、『ラブレイン』のDVD発売元であるポニーキャニオンは多くの媒体に撮り下ろし写真を渡し、各誌の表紙を独占するという大規模なプロモーションを行った。しかし、「写真は似たようなカットを加工した使い回し。インタビューもオフィシャルに収録された文章で、全誌同じ内容」(韓流ライター)が災いし、彼を表紙にした媒体の売り上げが軒並み落ち込むという惨憺たる結果だったという。

 その一方で、引き続きドSな俺様キャラがウケており、「ホスト商法」とも揶揄された日本でのファンイベントの動員は好調だった。しかし、チケット代が13万円の割にお粗末な内容だったという12年1月のソウルでのファンミーティングツアーが、直後の「週刊文春」(文藝春秋)2月23日号で批判された。ファンから「私たちを金ヅルだと思っている」という声が上がっていることや、後に日本の空港に集った出待ちのファンが「サクラ」だと発覚。時がたつにつれ、彼の来日がテレビで取り上げられることも少なくなっていった。

 もともと本国・韓国で俳優としての彼に対する評価は決して低くなかったが、人気が伸び悩んでいた。そんな中、『美男ですね』で演じたキャラが日本で大好評だったため、そこに活路を見いだしたのだろう。そうして稼いだ金を元手にソウルでビルを複数購入して不動産収入で大金を手にし、本国のケーブルテレビ・tvNの情報番組『名簿後悔』では、渋谷の物件を合わせた総資産がおよそ900億ウォンと報じられるなど、ビジネスの面では大成功。

しかし、韓国での俳優としての評価は、ここ数年の迷走や、昨年の脱税疑惑で地に落ちたといっても言いすぎではない。

 6歳でデビューした彼も今年の8月に29歳を迎える。韓国では数え年で表すため30歳になることに。8月とされている入隊が近づく中、“俳優チャン・グンソク”の復活を賭けたのが、時代劇『テバク』だ。王の隠し子で稀代のギャンブラーを演じたこのドラマでは、甘さを廃した骨太な演技を見せ、ドラマは韓国で最高視聴率12.2%(同)をマーク。ぱっとしない数字に思えるが、ケーブルテレビのドラマも参入し、熾烈な視聴率争いが繰り広げられる中でこの数字を獲得したことから、入隊前最後のドラマは一応の成功を収めたといえる。

 演技の面でも、グンソクは韓国で再評価されている。日本のファンも『テバク』に夢中のようだ。ドラマの後押しを受けて7月に開かれるジャパンツアーも成功させ、入隊前最後の花道を飾ることができるだろうか?
(kazu)

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