すべての姉妹がこうではないよ

小林麻耶、松本人志の暴言もかわす……妹・麻央との知られざる“姉妹愛”

2016/06/24 16:00
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全国の姉妹が、心を痛めながら祈ってます

 フリーアナウンサーの小林麻耶が休養を発表してから約1カ月がたった。さる5月19日、フジテレビ系のバラエティ『バイキング』生放送中に体調が悪くなり途中退出。病院に緊急搬送されたという。その後の病状の経過も気になるが、彼女が担当していた5本のレギュラー番組は今どうなっているのだろうか?
 
「ロシア語講座の『テレビでロシア語』(NHK)は、先々まで収録してあったので彼女の姿はしばらく見られそうですが、『バイキング』は空席が続いています。そのほかの番組には現在“代役”が立てられていて、産休中の関根麻里に代わる形で昨年から出演中の『誰だって波瀾爆笑』(日本テレビ系)には、入社2年目の新人アナウンサー・尾崎里紗が、ナレーションを受け持っていた『極上空間』(BS朝日)には同じ事務所のセント・フォースに所属するフリーアナウンサーの皆藤愛子が、さらにラジオ番組『Love in Action』(FM OSAKA)にも同事務所の川田裕美がそれぞれ担当しています。小林の復帰時期は8月とみられていますが、回復が思わしくない場合、さらに延びるかもしれません」(業界関係者)

 彼女の体調不良の原因について、当初はさまざまな臆測を呼んだ。週刊誌やウェブ媒体は、「3歳下の妹である小林麻央の夫・市川海老蔵への恋慕が募りすぎたのでは」などと書き立てたが、その麻央が進行性の乳がんと明らかになって以来、そうした情報は鳴りを潜めている。
 
「彼女はそれぞれの番組の合間を縫って、がん闘病のため入退院を繰り返す妹・麻央さんの看病、さらにはその2人の子どもたちの母親代わりになっていたといいます。ただ、長女・麗禾(れいか)ちゃんは4歳、長男・勸玄(かんげん)くんも3歳と幼い。そのため、2人ともお母さんの病気のことが、いまだにあまりわかっていないようで、そんな姪っ子・甥っ子に対してどう向き合ったらいいのか、彼女は悩んでいたそうです。ちなみに海老蔵の歌舞伎に関する折衝などは現在、母親の堀越希実子さんが行っているようです」(同)
 
 いずれにしても、世間ではいまだに麻耶のことを「ブリッ子」「嘘くさい」と快く思っていない視聴者も存在する。

 昨年12月、『ダウンタウンなう』(フジテレビ系)にゲスト出演した際も司会のダウンタウン・松本人志から「人として嘘くさい」「迷走中の迷走」「笑顔もすごい嘘な感じがして、マネージャーとかにはケツ蹴ったり、タバコ投げつけたりしていると思う」とけなされ、嘲笑を浴びていた。また、妹の家に入り浸っているというウワサについて尋ねられると、「妹の手料理がおいしくて」と発言して炎上。嫌われっぷりに拍車がかかってしまった。

 こうした彼女の天性の“嫌われ体質”は少女時代に育まれたようで、かつて父親の仕事の都合で転校を6回繰り返していた影響で、早くクラスメイトに溶け込み、よく思われよう、そして嫌われないようにと愛想を振りまくうちに、かえってオーバーアクションや甲高い笑いが身についてしまったという。
 
 それでも、麻央にとっては唯一無二のよき姉のようだ。昨年、麻耶がゲストで出演した『波瀾爆笑』では、こんなアンケートが読み上げられたという。

「『姉・麻耶さんはどんな存在ですか?』という問いに対して麻央さんは、『理想のお姉ちゃん。新しいお家のお部屋を決めるときも、好きな食べ物を分けるときも、常に、『私はいいから、麻央ちゃんが好きな方を選んでいいよ』。私が親に怒られていると姉は泣きながら『お願いだから麻央ちゃんを叱らないで』と、いつもかばってくれました。『私の人生最大の幸運は、姉の妹として生まれたことだと思っています』と答えています」(芸能ライター)
 
 仲良し姉妹に襲いかかった今回の試練。麻耶の姿が見られるのはいつになるのだろうか。そして約2年に及ぶ麻央のがんの寛解も切に祈りたい。
(後藤港)

最終更新:2016/06/24 16:44
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