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『洗脳 地獄の12年からの生還』(講談社)

羨望、嫉妬、嫌悪、共感、慈愛――私たちの心のどこかを刺激する人気芸能人たち。ライター・仁科友里が、そんな芸能人の発言にくすぐられる“女心の深層”を暴きます。

<今回の芸能人>
「YOSHIKIとは幼稚園の頃から一緒なので」Toshl
『ダウンタウンなう』(フジテレビ系、6月17日)

 海外のテレビ局が作成した、ある宗教の教祖についての番組を見たことがある。自分をキリストの再臨だと信じる青年が、第二次大戦後、共産主義国に布教に出かける。しかし、その内容が“反社会的”と判断され、思想犯として死の収容所送りとなる。共産主義者から、徹底的に拷問されて、共産主義への転向を強制されるが、青年はここで「思想をまったく変えてしまうこと」、つまり“洗脳”のやり方を学ぶ。収容所を出た青年は、この“洗脳”を取り入ることによって、教団を拡大させていく。本国はもちろん、日本やアメリカでも信者は増え、彼らは一切の財産を教団に寄付する。安物の宝石や壺を「先祖の因縁を鎮めるため」として法外な値段で売りさばく“霊感商法”は各国で問題視された。

 政治的なイデオロギーや信仰を、人は「内容の正当性によって、自分で選んでいる」と思っている。しかし、この番組を見ていると、条件が揃えば、人に洗脳されることはそう難しくないのではないかと思わされた。

 X JAPANのToshlも、巧妙に仕組まれた罠によって洗脳され、15億円もの大金を自己啓発セミナーにだまし取られたという。2014年に発売された『洗脳 地獄の12年からの生還』(講談社)によると、Toshlは自分の舞台の共演者を選ぶオーディションで、妻となる守谷香と出会う。ほかの候補者は、「ワタシワタシ」と自分を前面に押し出していたが、守谷は終始控えめで、Toshlはそこに惹かれて相手役に抜擢する。

 守谷は、これまでToshlが出会った女性とは違っていた。Toshlをチヤホヤすることはせず、「死ぬときは手と手をつなぎ逝きましょう」という直筆メッセージ入りの短冊を渡す。ヘタな交通標語のようにも思えるが、X JAPANの世界進出など、いろいろと悩みを抱えていた時期だったため、Toshlはこの女性を信頼し、結婚。妻に連れて行かれた自己啓発セミナーで、「子どもの頃からの悲しい経験を話し合って泣く」「マットを自分をひどい目に合わせた人に見立てて、馬乗りになってナイフで刺す」「今度は自分が罵倒暴力を受ける」「ここはおまえの故郷だと抱きしめる」といった体験をし、Toshlはセミナー主催者に傾倒を深める。「X JAPANは諸悪の根源」と刷り込まれたことで、グループは解散。代わりに、Toshlは1日500円の食事代を渡され、セミナー主催者が作曲したCDを売るためのドサ周りを始めたという。

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