【レンタルできる彼氏×レンタル執事】対談

レンタルできる“彼氏”と“執事”が見た、女の「しんどさ」と「欲望」の形

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レンタル執事の須賀雅哉さん(左)と“彼氏”の桜井春樹さん

現在放映中の『ゆとりですがなにか』(日本テレビ系)では、吉田鋼太郎がゆとり世代の男子の悩みを聞き、アドバイスをする「レンタルおじさん」を演じている。一定の対価を払って人を“借りる”サービスがドラマに公然と登場するあたり、「レンタル◯◯」は完全に市民権を得ているように見える。しかしその中でも、「レンタル」できる彼氏については、どこまでの疑似恋愛体験が可能なのか、利用者は何を求めているのかなどベールに包まれたままであることも事実だ。

そこで今回は、彼氏をレンタルできるサービス「ウォームリレーション」で“彼氏”を務めるキャスト歴3年の桜井春樹さん(24歳)と、今年の春に立ち上がった業界では初となる、執事のレンタルサービス「レンタル執事Royal」からキャストの須賀雅哉さん(29歳)の対談を設定。現職に就いたきっかけや、仕事を通じて見えた女性の欲望について語ってもらった。

■出会い系の延長感覚で応募するおじさんもいる

――お2人のそれぞれの基本的なサービス内容を教えてください。

桜井春樹さん(以下、桜井) 「デートカウンセリング」という、デートを通じてお客様にとっての「本音を言える場所」や「女性として過ごす時間」を提供する、デートとカウンセリングを兼ねた新しいサービスを提供しています。役目を持って頑張っている女性は、日々の生活の中で気持ちを抑えてしまうことが多いのではないでしょうか? デートカウンセリングは、女性が責任も使命も背負わなくてよい場所であり、キャストは気持ちを抑えて頑張りすぎる女性の気持ちの受け皿になる存在です。カウンセリングルームなどの個室に限定せず、デートという演出を楽しみ、気持ちを伝え合い素直なコミュニケーションになっていくことを目指しています。

須賀雅哉さん(以下、須賀) 基本的にはお嬢様やご主人様のお手伝いです。まだサービスは始まったばかりなのですが、今のところはショッピングの時に荷物を持つ、家事のお手伝いなどが多いです。お花見を一緒にしたい、お姫様抱っこをされたいといった依頼もありました。

 こちらから提案するのではなく、お嬢様から依頼されるという特性上、「サービスとしては利用してみたいけど、実際に何を頼んだらいいんだろう」という方が多いので、お話していく中で、何を求めているのかを考え、エスコートしたりしています。「花粉症を治してほしい」というガチな悩みがあって、それは困りましたけども(笑)。

――キャストに応募してくる男性や採用基準には、どんな傾向がありますか?

桜井 僕が大学生の時にこの業界に入ったのは、目新しいものだったので面白そうというのと、お小遣い稼ぎという軽い気持ちでしたが、今でもそういう方が多いです。面白いバイトを探している学生や、転職中のつなぎにしたい人ですね。採用基準としては、イケメンかどうかよりも、女性の話をちゃんと聞けて、自分の主張もできるのかというコミュニケーション能力が重視されています。応募数は1日に10件ほど、18歳から50歳くらいまで、さまざまな年齢の方が応募してきます。写真付きの履歴書選考を経て面接に移るのですが、面接までに行く人はだいたいが20代ですね。履歴書選考で落としてしまうのですが、出会い系の延長感覚で応募しているのかな、という感じの見た目が微妙なおじさんなどからも、たまに応募が来ますよ。

須賀 うちも今のところの応募人数は、月で40~50件くらいですが、そういうおじさんの応募も来ますよ。転職中のつなぎや、副業でやってみたいという人が多いです。採用基準としては、見た目やコミュニケーション能力、あと清潔感にも比重を置いています。写真付き履歴書で応募者を半分くらいに絞って、デモンストレーションのようなシチュエーション審査をして、10人くらいが実際に採用されるという感じですね。今のところキャストは、20代半ばから30代前半で固まっています。

ホントにほしいのは彼氏・夫じゃないんじゃない?

しぃちゃん

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