【連載】彼女が婚外恋愛に走った理由

「妊活」を乗り越えられたのは、婚外セックスのおかげ――恋人を「同志」と呼ぶママの真意

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(C)いしいのりえ

 家庭を持っている女性が、家庭の外で恋愛を楽しむ――いわゆる“婚外恋愛”。その渦中にいる女性たちは、なぜか絶対に“不倫”という言葉を使わない。どちらの呼び名にも大差はない。パートナーがいるのにほかの男とセックスする、それを仰々しく “婚外恋愛”と言わなくても、別に“不倫”でいいんじゃない? しかしそこには、相手との間柄をどうしても“恋愛”だと思いたい、彼女たちの強い願望があるのだろう。

 「女性とセックス」について考えるとき、常につきまとうのが「妊娠・出産」ではないだろうか? 女性が男性と明らかに異なるのは「妊娠・出産」ができる点ということもあり、いやがうえにも頭をよぎってしまう。

 いや、女はあらゆる面でそれを意識せざるを得ないのかもしれない。実は、これまで話を伺ってきた婚外恋愛女性たちも、婚外恋愛にハマるきっかけに「妊娠」や「出産」というキーワードを挙げていた。子を持つことで母となり、女でなくなってしまうことへの不安や、夫との関係性が「父と母」になることへの葛藤など、女にとっての妊娠・出産は、1つの大きなターニングポイントとなる。

 今回お話を聞かせていただいた沙織里さん(仮名)の恋愛は「妊活」が大きなポイントだった。「妊活がうまくいかず、夫とのセックスから遠ざかり、別の男性に目移りしてしまった」というのが婚外恋愛のセオリーだが、沙織里さんは少々違う。

「彼とのセックスがあったから妊活を乗り越えられたんだと思います。『今日の妊活がダメでも、彼と会える!』って思っていましたから」

 そう、あっけらかんと言ってしまう女性なのだ。

■恋愛体質で結婚2年目から浮気スタート

 華奢で小柄な沙織里さんは40代半ば。小動物を彷彿とさせるルックスとトーンの高い声、きちんとネイルもしている彼女は、“ママ”というよりも“可愛い奥さん”というタイプである。結婚した時期は早く、20年以上婚姻関係にあるご主人との間にお子さんが生まれたのは、ほんの数年前のことだ。
 
 沙織里さんが結婚したのは20代前半の頃だった。

「主人とは当時の職場で知り合いました。彼の転職についていくことにして、そうしたら『結婚』と。主人とは将来離れる気がしなかったんですが、当時は若かったので。勢いですよね」

 しかし、結婚生活2年目にして、沙織里さんは会社の同僚と浮気をしてしまう。

「遊び足りなかっただけのような気がします。そもそも恋愛体質だから、もうちょっといろいろ経験してみたい、という思いが強かったですね。結婚することで恋愛ができなくなって、まだちょっと足りないかな、と感じて……。基本的には専業主婦で、ちょっとアルバイトをしていた程度で、自由になる時間がたくさんありました」

女の言う「男友達」って奥深いのよ~

しぃちゃん

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