【連載】夫の不倫相手を訴えた! 実録「慰謝料請求裁判」体験記13

夫の不倫相手と間違えるなんて! 不信感を抱いた弁護士事務所の対応

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 こんにちは、まほです。結婚4年目にして、夫の不倫が発覚。その日を境に、今まで送ってきた生活は、がらりと大きくありようを変えました。その顛末記です。

■弁護士事務所の選び方を後悔

 慰謝料を請求する旨を記した内容証明を、何度自宅に送っても、夫の不倫相手であったさなえ(仮)は受け取りさえしないことから、「示談する意思はない」とみなし、あっという間に訴訟へと移行することになりました。

 訴訟について打ち合わせるために、わたしは再び、弁護士事務所へと足を運ぶことになりましたが、二度目の訪問でも「弁護士の先生は、奥の部屋で別の作業をしている、後から挨拶にだけ来る」と説明を受け、対応をしてくれたのは、事務局長のHさんでした。他の事務所のことはわかりませんが、この事務所では、こうしたシステムになっているようです。

 実はこれまでに、事務局長のHさんとメールや電話でやりとりをしてきた中で、少し嫌な思いをしていました。さなえとわたしの名前を呼び間違えたり、事件のあらましを誤って記憶するもんだから、何度も説明させられたりと、対応がおざなりなのです。「たくさんの事件を抱えているのだから仕方がない」ということは理解しているつもりでしたが、それでも、きっとそういう対応ではない弁護士事務所だってあると思うのです。

 「最初に訪れたメンタルクリニックは、医師と『合わないな』と思っていたけれど、別の病院にしたらビックリするくらいに良かった」という経験を、ごく最近したこともあって、「弁護士事務所も、最初に感じた引っかかりをスルーせずに、もう少し丁寧に自分に合うところを探せばよかった」と、この時点で、わたしはすでに後悔を覚えていましたが、着手金を支払ってしまったので、いまさら、引き上げるのは無理……。

■危うく不倫相手に住所を知られそうに……

 しかし、Hさんの雑な対応がひとつ功を奏したこともありました。その日、弁護士事務所の応接スペースで打ち合わせ中、隣の部屋の電話が鳴り、Hさんが席を立ったのです。その時、テーブルの前には今回の事件にまつわる書類をまとめたファイルがありました。そして、その日の打ち合わせの中で、「内容証明を送るのに取り寄せた、相手方の戸籍抄本がある」と、Hさんが口を滑らせていたのです。

 ファイルの束を置いたまま、Hさんが隣の部屋へと去っていった隙に、わたしはこっそりと中を覗き、素早くさなえの実家の住所と両親の名前を記憶しました。「すぐに何をする」というわけではなく、「いざという時のために役に立つことかもしれない」という考えからでした。

 Hさんが戻ってくると、ファイルを盗み見たことは素知らぬ顔をして、これから先の流れの説明を受けました。まず、訴訟にあたり、わたしの話を元に事務所側で「訴状」を作成することになるそうです。

弁護士が一度も出てこない

しぃちゃん

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