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清原逮捕の衝撃から2カ月…… 次は「元アイドル再逮捕」のウワサ?

2016/04/07 08:00
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Photo by Keoni Cabral from Flickr

 2月の元プロ野球選手・清原和博被告の覚せい剤取締法違反容疑での逮捕から2カ月。その直後から大物歌手N、スポーツ選手K、アイドルタレントAのほか、歌手で女優のIや人気グループのボーカルAなど多くの著名人の逮捕がウワサされているが、今のところは静かなようだ。

 また、以前逮捕された芸能人の再逮捕や、著名人の親族に逮捕のウワサが絶えない。記者の間で名前が挙がっているのが、元アイドルのSだ。

■逮捕当時から常習性が強かった

「現在つき合っている男のせいで薬物依存を断ち切れていないと言われています。逮捕当時から、かなり常習性が強かったようです」

 ある芸能ライターはこう明かす。

「以前出版した自著では、薬物の使用にもふれながら、あくまでも常習性はないと強調していました。しかし、使用後に『ぐったりとした日が四日も五日も続く』と書いているのが気になりました。こうなるには、かなりの量を使っているはずです。また、炙り(注射ではなく炙って吸引する方法)で使用した後に入浴したともありますが、これも常習者の証拠です。常習性のない人は覚せい剤の使用直後に風呂になんか入れませんよ。そして、常習性が強ければ強いほど、更生も難しくなります」

 薬物との関係を絶つには、薬物を入手できる人間との関係を絶つことが最も早道だが、それができないことも多いという。

「何度も逮捕されている歌手で俳優のSなどはその典型ですね。どうしても『持っている』人間とつき合ってしまうんです。元アイドルも、今の男と別れられればいいのかもしれませんが……」(同)

 元アイドルに関しては内偵も相当進んでいるとの話もあり、今後が注目される。

■「ウワサ」が出てから逮捕まで時間がかかるワケ

 それにしても、清原の逮捕は「ウワサ」が出てから逮捕まで、ずいぶんと時間がかかっている印象がある。たとえば「週刊文春」(文藝春秋)が清原の薬物疑惑を最初に報じたのは、2014年3月だった。当時の清原は名誉棄損訴訟を起こすでもなく、そのまま薬物を使い続けていたことになるのか。

 ある大手紙記者は次のように話す。

「『いつ逮捕されるかもしれない』という恐怖によるストレスで、ますます薬物に頼らざるを得なくなっていたようです。そもそも06年に(元プロ野球選手の)野村貴仁が薬物使用で逮捕された時に清原の名前も出ていましたが、この時は証拠がなかっただけです」

 つまり、証拠をあげるために時間をかけたのだという。

「警察としては『絶対に逃げられないように、かなり慎重に内偵を続けていた』ということのようですが、政府に何か都合の悪いことがあった時のために『とっておいた』という説もあります。今回の逮捕は、甘利明元経済再生担当相の『口利き料1200万円』問題やTPP調印式とほぼ同時期であり、『国民の批判をそらすため』という見方も強いですね」(同)

 そうなると若干、陰謀論めいてくるが、たしかに清原逮捕は、社会に衝撃を与えた一方で、「やっぱり」「今さら?」という声も多かった。次に誰かが逮捕される時にも、政府の重要な動きと関連するのだろうか。
(春日部優)

最終更新:2016/04/07 08:00
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