撮影中には嫌がらせも!?

メリル・ストリープは“強い女”じゃなかった! 『クレイマー、クレイマー』での精神不安定をバラされる

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“常に強い女”なんかいないってこと!

 名門イェール大学の演劇大学院出身で、1979年に公開された『クレイマー、クレイマー』でアカデミー助演女優賞を獲得。その後、2度も同主演女優賞を受賞した大女優メリル・ストリープ。役作りにも熱心で、自信にあふれた毅然とした態度は多くの若手女優の憧れでもあり、私生活では78年に結婚した彫刻家ドン・ガマーとの間に4人の子をもうけるなど、幸せな家庭を築き上げていることで知られている。

 しかし、そんなメリルも非力で嫌な思いをした暗い時期があった。出世作となった『クレイマー、クレイマー』のオーディションでは、情緒不安定な点が買われて採用され、撮影では共演したダスティン・ホフマンから、陰険ないじめと嫌がらせを受けていたことが、複数の米メディアで報じられている。

 これは、大手出版社「ハーパーコリンズ」から、4月26日に発売される彼女の非公式伝記本『Her Again:Becoming Meryl Streep』(以下、『Her Again』)に記されているもの。執筆したのは、長年アメリカの文芸誌「ザ・ニューヨーカー」に寄稿してきたマイケル・シュルマン。ポップカルチャーに精通している有名なライターである。

 『クレイマー、クレイマー』は「70年代を舞台に自立に目覚めた妻のジョアンナが、夫テッドと一人息子ビリーを残して家出する形で離婚。テッドは5歳のビリーの世話に奮闘し、思うように仕事ができなくなり解雇されるが、父子の絆は深まる。そんなある日、ジョアンナが息子の養育権を獲得するために裁判を起こし、無職のテッドは息子を失う。しかし、ジョアンナは父子の絆を目の当たりにし、引き裂くことはできないと1人で去っていく」というヒューマンドラマ。小説を基に製作された映画で、当時アメリカで社会的テーマとなっていた離婚問題を鋭く描いた作品として高い評価を得た。

 メリルは、過去のインタビューで、『クレイマー、クレイマー』のオーディションの様子を、こう説明している。

「ロバート・ベントン監督、テッドを演じたダスティン、プロデューサーのスタンリー・R・ジャッフェの前で、私が描くジョアンナ像について熱弁を振るったの。『あなたたちが描いているジョアンナは間違ったもの』と主張し、『ジョアンナが最後に息子を引き取らないと決断したのは、ビリーのためを思ってのことよ。彼女は自分だけのことを考えている悪役ではないわ。彼女の苦しみ、葛藤は、この国の女性たち、作品を見る人から同情されるべきものなのよ』と説いたの」

 そして、「もし自分にジョアンナ役を演じさせたいのなら、脚本を書き直す必要がある」と言い放ち、役を手に入れることができたのだとしている。

ダスティンがただのクズ野郎じゃねえか!

しぃちゃん

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