“カバー歌手”May J.の悪循環が止まらない!「新作のプレス数は前作の半分以下で……」

2016/03/15 10:00

 実のところ、今回の自叙伝は、そんな彼女のイメージアップのために出されたという。ある芸能関係者によると「昨年まで頻繁にあったディズニーイベント出演も、今年から激減。このままでは地方回りの小ライブ中心の歌手になってしまうので、生い立ちなどもまとめた彼女自身のキャラクターを広める必要があった」という。

「所属事務所が、情報番組のコメンテーターとか、旅番組のリポーターとか、露出増を狙ったテレビ出演を売り込んでいるらしいから、カバー路線もダメなら文化人みたいなこともと思っているんじゃないかな」(同)

 前出の音楽関係者は、彼女の人気がいまひとつ上がらないのは「その芸名も一因」とする。

「May J.はデビュー当時、ヒップホップ系だったので、いかにも黒人音楽に傾倒しているような芸名を付けてしまったのが、その後の路線変更でマイナスになっていますね。全国区で考えると、横文字の名前は浸透しにくいですから。カバー路線のときに、本名の橋本芽生もしくは橋本メイにしていたら、宇多田と同じ系統に見てもらえたはず」(同)

 しかし、アナ雪のカバーヒットでそこそこ知られているため、いまさら改名はできないだろう。第3弾アルバムが、関係者の低調予測を裏切ってヒットしてくれればいいのだが。
(文=ハイセーヤスダ)

最終更新:2016/03/15 10:00
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