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演技派の戦士の名に恥じない仕事に期待!

 吉永小百合と共演した映画『母と暮せば』での演技が評価され、「第39回日本アカデミー賞」で最優秀主演男優賞を受賞した嵐・二宮和也。その授賞式でのスピーチが波紋を呼んでいるが、韓国のジャニーズファンたちの間では、かなり好評を博しているようだ。

 二宮のスピーチは、ジャニーズ事務所のジャニー喜多川氏、メリー喜多川氏、藤島ジュリー景子氏の名前を真っ先に挙げ、山田洋次監督をはじめ作品関係者への言葉がなかったことが疑問視され、さらには“出来レース”疑惑もささやかれている。だが、翻訳されたスピーチの全文を読んだ韓国ファンからは、感激したという声が上がっているのだ。

「10年以上嵐のファンだけど、ニノが感情をむき出しにしてたことに驚いた。特に『悔しくて』とか『俺も(賞が)欲しいな』というフレーズが出たのは意外だった」
「ファンとしては受賞しただけでもうれしいのに、スピーチにも感動させられた。30代になって、ニノも自分自身に素直になったような気がする」
「3年くらい前、演技について悩んでいた時期があったけど、今回の受賞でその悩みもある程度解消できたんじゃないかな」

 先のアカデミー賞で最優秀主演男優賞に輝いたレオナルド・ディカプリオのように作品への熱い思いを語ることはなかったが、韓国ファンには二宮の本心が伝わる、十分満足なスピーチだったようだ。

 だが、韓国ファンが待ち望む『母と暮せば』の韓国公開は、なかなか実現されそうにない。本作は長崎で暮らす女性(吉永)と、原爆で亡くなったはずの息子(二宮)が繰り広げるファンタジー作品だが、本作を日本で見たという韓国人のレビューによると「唯一の問題は、私が日本人ではないということ。文化の違いをここまではっきり感じたのは初めてだった」という。

 これでは、二宮はもとより、韓国でもネームバリューがある山田監督や音楽担当の坂本龍一氏の名前が並んでいるにもかかわらず、韓国で公開されないのもうなずける。

 最優秀主演男優賞に輝く二宮の演技を韓国で見られるのは、もう少し先の話になりそうだ。
(李ハナ)

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