気合入り過ぎて、みんなおかしなことに!

全裸男の突入に、聴覚障害詐称も!? あなたの知らないアカデミー賞黒歴史

2016/03/26 14:00

■第73回(2001年) ジェニファー・ロペス&ビョークの奇抜衣装

 毎年、アカデミー賞授賞式のレッドカーペットには世界各国のメディアが取材に訪れる。彼らの目当ては、美しく着飾った女性セレブたち。ベストドレッサーやワーストドレッサー特集も行うため、女性セレブたちは気合いを入れてドレス選びをする。

 01年のレッドカーペットで、メディアは2人の女性セレブのドレスにびっくり仰天した。その2人とは、ジェニファー・ロペスとビョーク。ジェニファーはノーブラでスケスケのドレスを着用し乳首が丸見え。ピンクの乳輪までもがばっちりと見えていたため、目のやり場に困ると、みなを戸惑わせたのだ。

 ビョークの方は、羽をまとったような純白のヒラヒラドレスを着ていたのだが、前から見ると白鳥の長い首を自分の首にかけるデザインになっており、これまたリアクションに困ると、みな唖然。右胸にちょこんと乗った白鳥の顔がなんともリアルだった。

■第67回(1995年) サミュエル・L・ジャクソン

 アカデミー賞では、受賞者を発表する際にノミネートされた役者の顔をそれぞれ小さい枠に入れて生放送するため、発表時のリアクションがわかる仕組みになっている。今年は、『クリード』で助演男優賞を逃したシルベスタ・スタローンが、泣き出しそうな顔をしていると報じられるなど、受賞を逃して落胆する表情を見せる役者は少なくない。

 04年に主演男優賞を逃したビル・マーレイ(『ロスト・イン・トランスレーション』)や、77年に主演女優賞を逃したタリア・シャイア(『ロッキー』)は、この上なく不機嫌な表情を見せ、07年に『ドリームガールズ』で助演男優賞にノミネートされたエディ・マーフィーは受賞を逃したことに腹をたて、会場を去った。しかし、受賞を逃した時に最高のリアクションをしたのは、口が悪いことで有名な俳優サミュエル・L・ジャクソンだった。

 サミュエルは、『パルプ・フィクション』で95年のアカデミー賞助演男優賞にノミネートされたのだが、受賞を逃した瞬間、悔しそうに「クソッ」と言ったのだ。口の動きが明らかに「シット!(クソッ)」となっており、サミュエルらしいと大きな話題に。「マザー・ファッカー」と言わなかっただけマシだという声も上がった。

最終更新:2016/03/26 14:00
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我々は他人の黒歴史しか求めてないといっても過言ではない
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