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私は風俗業界の中では比較的ソフトサービスと言われている、性感エステという業種に従事する現役風俗嬢です。

特に、私が働くお店は、「女性キャストの体に触れる行為はNG。フェラなどのヘルスプレイもなし。最後は手コキでお手伝い」という超ソフトサービス店なのですが、そこで生き残っていくにはそれなりに苦労もあり、今までの記事でもいくつかエピソードを交えながら実情をお伝えしてきました。

今回は、お店とお客さん、それぞれにとっての「いい風俗嬢」、「悪い風俗嬢」について考えていきたいと思います。

以前、「風俗嬢にとっての『いいお客さん』『悪いお客さん』の違い」という記事で、いいお客さん=「決められたプレイの範囲内で楽しんでくれるマナーの良い人」、悪いお客さん=「ルールを守らず、キャストの嫌がる行為をするマナーの悪い人」だと書きました。

私が働くお店で言えば、お触り禁止というルールがあるのに、実際は触ってこようとするお客さんや過剰サービスを要求してくる「悪いお客さん」のほうが多く、最初の頃はよく、「触られないなんて嘘じゃん! めっちゃ触られるし!」といちいち憤りを感じていました。今でももちろんこういうお客さんにはムカつきますが、慣れたというか、「仕方ない」と思ってかわしています。

もちろん、マナー良く大人しくマッサージを受けてくれる「いいお客さん」もいます。でも、前回も書いたように少なくないお客さんが、心のどこかで「決められたプレイやオプションにはないサービスを受けられるかも」と「ワンチャン」を期待しているのだということを、4年の風俗歴で身をもって実感しています。

◎お客さんにとっての「いい風俗嬢」、「悪い風俗嬢」とは

自分自身の実感から、お客さんにとってのいい風俗嬢は、「期待以上のサービスを提供してくれるキャスト」、悪い風俗嬢は「期待以上のサービスどころか、何の満足も得られないキャスト」なのではないかなと考えます。

たとえば、マッサージも性感テクニックも下手で、ブスッとした顔で手コキをされても萎えてしまうでしょうし、そういうキャストはお客さんにとって「悪い風俗嬢」ですよね。

キャストたちはお客さんの「期待以上のサービスを受けたい」という心理を理解した上で、「期待以上のサービス=過剰サービス」ではなく、「いい子だったからまぁいいか」、「マッサージが上手だったからまた呼ぼう」、「あの子は性感のテクニックがあるから、今度はドMに徹してみよう」と、過剰サービスをせずとも、満足してもらえるように努力しなければなりません。

接客時はもちろんお客さんとキャストの二人きりなので、他のキャストがどのような接客をしているかを知ることは出来ませんが、おそらくそれぞれに売りがあり、それを上手く使えるキャストが生き残っていけるんじゃないかなと思います。たとえば、マッサージがプロ級に上手かったり、言葉攻めが上手、癒し系、ルックスが良いなど……。また、どんなに気持ち悪いお客さんでも嫌がらずにきちんと接客をすることが出来れば、それだけ他のキャストと差をつけられます。人気嬢になるためにはこうしたサービス精神も必要なのかなと思います。

この業界に入って○年の私は、ベテランになった今でも、生理的に受け付けないお客さんには内心イヤイヤで接客してしまいますし、お触りに対しても冷たく対応してしまうことがあります。「どんなお客さんでもイケメンに見えるようになれたらいいのに」と、しょーもないことをつい考えてしまいます(笑)。

◎過剰サービスで指名を獲得するキャストもいる

私がこれまで出会ってきたキャストたちは、大多数が過剰サービスをしなくてもお客さんに満足してもらえるように努力している女性ばかりでした。もちろんそこには、「触られたくない」という本音があるからだと思います。

ただ、一部には過剰サービスをすることで指名を得たり、通常のギャラとは別にお小遣い稼ぎをしているキャストもいることにはいるようです。そういうキャストがいることを知ったとき、「それが出来るならもっとハードなお店で働いたほうが稼げるんじゃないの?」と思ったんですが、「自分の許容範囲内のお客さんのときだけ、過剰サービスを持ち掛けてお小遣いを貰ってるんだよ。嫌なお客さんのときは普通のプレイをすればいいわけだし。それに、お小遣いの額も自分で決められるし、ヘルスで働くよりラクに稼げると思ってるんじゃない?」と他のキャストに言われ、なるほどなぁと思いました。

実際に、「前についた子は触らせてくれたよ」、「自分から裏オプションを提案してくる子もいるよ」と言うお客さんはよくいて、触りたいがために嘘をついていると思っていましたが、中には本当のことを言っているお客さんもいるんでしょうね。

◎過剰サービスでナンバー1になったキャスト

数年前に在籍していたお店にこのタイプの女性がいて、何かと印象的だったので今でもよく覚えています。

会社の受付をしていそうな清楚なルックスに、おっとりした喋り方。とても風俗の仕事をしているようには見えない子で、銀座や六本木のクラブでも十分通用しそうなレベルでした。あまり風俗経験はないと聞きましたが、入店してすぐに本指名の予約で埋まるようになり、あっという間に人気嬢になっていきました。以下、この女性のことをA子と呼びます。

入店して2カ月も経たないうちに、ナンバー1の座を射止めたA子。待機場ではツンケンすることなく、いつもニコニコしていて、人気が出るのも納得でした。ただ、少ししてからキャストの間で、「A子は過剰サービスをして指名を取っているらしい」という噂が流れるようになったのです。

最初はA子の人気を妬んで誰かが流したデマだと思っていましたが、店内の誰もが知る話となり、実際にお客さんからも「この間A子ちゃんに接客してもらったけど、自分から『本番する? いくらくれる?』って持ち掛けてきてビックリしたよ」という話を聞くようになり、噂が真実味を帯びてきました。

私がお客さんの立場だったら、可愛い女の子が自ら裏オプションを持ち掛けてきたら、「ラッキー」という気持ちになるだろうなと思いますが、中には不快に感じるお客さんもいたようで、お店にも何件かクレームが入ったと聞きました。

そしてキャストの間でも、「マナーの悪いお客さんが増えた気がする。そういうお客さんに『この間は誰がついたの?』って聞くと、大体A子の名前が出るんだよね」と不満が噴出するようになり、スタッフに直接「A子の過剰サービスをやめさせて欲しい。迷惑だ」と訴える女性もいました。

実際に本人に注意したのかどうかは分かりませんが、その後もしばらくは変わらず出勤していた様子を見ると、おそらくそのまま見過ごしていたんじゃないかなと思います。お店からすれば、A子はほぼ毎日のように本指名で埋まる超売れっ子のありがたい存在で、下手に注意して辞められるくらいなら多少のことは目をつぶろうという姿勢を取ったのでしょう。

◎ナンバー1から一転、潰れていったA子

ただ、A子がナンバー1になって3カ月くらい経った頃から、徐々にA子の態度や行動に変化が見られるようになったのです。

待機場で疲れてイライラした様子を見せるようになり、スタッフにもキツイ言葉で当たり、ドライバーたちからも「A子さんを乗せると怒られるから嫌だ」というグチが聞かれるようになりました。また、「自分で持ってきたお酒を飲みだして、そのまま酔っ払って寝てしまい、マッサージも何もしてもらえなかった」というクレームが入ったという話も聞きました。

そのうちに当日欠勤も相次ぐようになり、ある日ピタリと出勤しなくなり、その後A子がお店に姿を見せることは二度とありませんでした。

A子が辞めた理由ははっきり分かりませんが、見るからに荒れていったA子を見て、「過剰サービスが原因だったのでは?」と思わずにはいられませんでした。あくまでも憶測ですが、最初は自分の許容範囲内のお客さんにだけ過剰サービスをしていたけど、徐々に噂を聞いて指名してきた新規客にも過剰サービスを要求されるようになり、それが精神的な負担になっていったんじゃないかなぁと。

それに、一度過剰サービスを受けたお客さんはその後もそれを受けられると思って指名するでしょうし、お客さんとの間でトラブルがあっても過剰サービスをしている以上スタッフには相談しにくく、自分で自分を追い詰めていったように思えてなりませんでした。お客さんのところで自らお酒を飲んで酔っ払っていたという話も、ツライ気持ちやストレスを紛らわせるためだったんじゃないかなと思うのです。

◎お店にとっての「いい風俗嬢」、「悪い風俗嬢」とは

たとえA子のように過剰サービスをすることで人気を集めていたとしても、「指名を沢山取り、お店の売り上げに貢献してくれるキャスト」であれば、お店にとっては「いい風俗嬢」なのだと思います。逆に、「接客態度が悪く、指名どころかお店の評判を下げるキャスト」は、お店にとって「悪い風俗嬢」ですよね。

これは、お客さんにとっての「いい風俗嬢」と「悪い風俗嬢」の定義とほぼ同じなのかもしれません。過剰サービスを期待しているお客さんにとっては、A子のようなキャストはいい風俗嬢でしょうし、過剰サービスどころか無愛想で通常のプレイも下手なキャストは悪い風俗嬢だと思うでしょう。

しかし、A子のようなキャストの影響でお店にマナーの悪い客が集まるようになれば、A子がしているような過剰サービスを期待するお客さんが増え、嫌な思いをして辞めてしまうキャストが続出するかもしれませんし、結果的にお店の損失に繋がってしまうのではないかと思います。そう考えると、お店側は、「お店の決めたプレイ内容の中で、お客さんを満足させてあげられるキャストがいい風俗嬢だ」と考えたほうが、安定したお店作りをしていけるんじゃないかなと思います。

まあそうは言っても、見過ごしているお店のほうが多いとは思いますが……。

◎長く人気嬢でい続けるキャストの特徴

お店の指名ランキング上位に長くい続けるキャストというのは、必ずしもルックスがずば抜けて良い女性だけというわけではなく、正直「何であの子が?」と思うような地味な女性が不動のエースだったりします。

そういうキャストは過剰サービスをしているという噂が出ることはほとんどなく、お客さんからも「本当に真面目で気遣いの出来るいい子。でも触ろうとしたらきちんと叱ってきたよ」という声をよく聞きます。

まさに、先程書いた「お店のプレイ内容の中で、お客さんを満足させてあげられるキャスト」を実践しているのです。どうすればお客さんが喜んでくれるか、どうすればもっと満足してもらえるかということを常に考え、毎週決まったシフトで真面目に出勤して、地道に指名を獲得していくことが結局は一番稼げる近道なのかもしれませんね。
(朝比奈ゆきえ)

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