今井舞の「週刊ヒトコト斬り」

“痰”へ執拗なアプローチを繰り出す『ためしてガッテン』、健康への姿勢に思うこと

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『ためしてガッテン』(NHK)公式サイトより

――毒舌コラムニスト・今井舞が、話題のアノ人物やアノニュースをズバッとヒトコトで斬り捨てる!

◎天才か狂気か
 とうとうここまで攻めて来たか『ためしてガッテン』(NHK)。先日放送の「あなたのセキをチェック!止め方&見分け方SP」で、実物でこそないものの、リアルな「痰」がテレビ画面いっぱいにデカデカと。「こんなトロトロしてる感じじゃなくて、もっと泡立っていて」と、卵白や牛乳などを使い、実際の痰を再現。透明、黄白色、緑色、さび色と、病気の症状による各種痰を微に入り細に入り。痰の出し方の具体案や、鼻腔内の粘度の高いニチャニチャした「痰のもと」も体内カメラでバッチリと。

 いやー。健康は大事なことだけれども、健康より優先したいことは何一つない、という域に達してからじゃないと正視はできないな。あれをとろろかけご飯でも食べながら平然と見られるようになったら、一人前の中高年ということか。まだまだ修行中っす。

◎出番です
 逮捕当時、所持していた覚せい剤が0.1グラムだった清原和博。意外とちんまり。いっぱい持ってた方がいいって話じゃないが、どうしても「江夏豊の52グラム」と比べてしまう。あまりの量に初犯で刑務所行き。出所後「刑務所で健康になれた」と語り、過去の栄光の象徴であるトロフィー類を全て捨てたという江夏。豪快さん。それに比べて……。護送の車内でうつむいて縮こまる清原のガラスのハートは、なんか不憫ですらある。

 まあ一番不憫なのは2人の息子であるが。あと、アンダーアーマーな。ステマも含め「使ってもらう」ことはそんなに難しくない世の中なのだが。「使わないでもらう」は難しい。とにかくナイキやアディダスなどの他社の最新製品をこまめに送ることから始めてみよう。あきらめるな。電通に不可能なことなどない。

◎ドント・ムーブ
 狩野英孝、二股騒動。大きい芸能ニュースはもちろん面白いが、小さいけれど味は濃い、こんなニュースもよいものである。狩野を取り合っているとされる、2人の女の振り幅がまた見事。インを抉る40代と、アウトに命を懸けるギャル。180度とはかくあるべき。今週末の『サンデー・ジャポン』(TBS系)で、生島マリカとこのギャルモデルが揃うことを祈って。

 これで狩野が何も語らないまま終わったら面白いのだが。つまんない痴話喧嘩より、エッジの効いた都市伝説を。「どっちにも会ったことなくて怖い」と震える狩野英孝というのが、この話に求められる正解である。

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今井舞(いまい・まい)
週刊誌などを中心に活躍するライター。皮肉たっぷりの芸能人・テレビ批評が人気を集めている。著書に『女性タレント・ミシュラン』(情報センター出版局)、近著に『気になる「あそこ」見聞録』(新潮社)がある。

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