ハッピーバレンタインデー!

「カカオが便秘やダイエットに効く」は本当? チョコレートの都市伝説を管理栄養士が判定!!

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Photo by Dominic Lockyer from Flickr

 意中の相手に、チョコレートとともに愛を伝える日である“バレンタインデー”。お世話になっている男性への義理チョコ、友達への友チョコなどは一般的だが、自分用にチョコを買うという人も急増しているようだ。もはや愛うんぬんをすっ飛ばし、お菓子メーカーや製菓店、デパート関係者の鼻息が荒くなる“チョコレートありき”のイベントになっている。最近では、食品としてのチョコの評価も上がっており、かつての「おいしいけど、太るし肌が荒れる」といったジャンクフードのイメージは激変。「脳を活性化させる」「便秘やダイエットにも効果的」などの情報が飛び交い、今では“健康的な食品”としての地位を築くようになった。しかし、そんな世にあふれ返るチョコの都市伝説は、果たして真実なのだろうか? 管理栄養士の松岡里和氏にお話を聞いた。

――まず、「チョコレートは脳を活性化させる」という説は本当なのでしょうか? 特に受験シーズンになると、「本番前にチョコレートを口にするといい」なんて話もよく聞きます。

松岡里和氏(以下、松岡) 確かにチョコレートに含まれる糖分であるブドウ糖には、脳を活性化させる作用があります。ブドウ糖は脳にとってほぼ唯一のエネルギー源であり、さらに脳の神経伝達物質であるアセチルコリンの材料ともなっているからです。

――チョコ以外にも、ブドウ糖が含まれた食品はたくさんありますよね。

松岡 チョコに含まれるブドウ糖が特別にスゴイわけではなく、チョコ以外の食品に含まれるブドウ糖でも同じ作用をします。ではなぜチョコが脳を活性化させる食品として有名なのかというと、ブドウ糖のほかにも脳を活性化させる成分がたくさん含まれているからです。チョコレートに含まれる脳を活性化させる成分には、ブドウ糖以外に下記のようなものがあります。

◎テオブロミン
大脳皮質を刺激し、集中力・記憶力・思考力を高めて、やる気を出す働きがあります。
◎チョコレートの香り成分
中枢神経系に作用して、集中力をアップさせる働きがあります。
◎ビタミン・ミネラル類
チョコレートに含まれるビタミンE、ナイアシン、カルシウム、マグネシウム、亜鉛、リンなどのビタミン・ミネラル類も、脳の代謝に必要な栄養素。また、エピカテキン(ポリフェノールの一種)なども脳血管内で抗酸化作用を発揮し、脳を活性化させる働きがあります。

 チョコレートは糖分だけでなく、これらの成分の効能が相まって、脳活性化の効果を底上げしているのですね。

毎年、15日以降にセール品になるチョコを狙ってる

しぃちゃん

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