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 1月23日土曜日、「ママモコモてれび」(日テレ系)の子育て支援イベント『辺見えみりの完璧ママよりハッピーママ〜本音トーク会〜』が、東京・日テレ本社にて開催され、タレント・辺見えみり(39)が出席した。

 月イチで催される同番組のママタレトークイベント。前回のイベントゲストは元モーニング娘。辻希美(28)と飯田圭織(34)であり、客席には20代を中心とした若いママとパパ、そして子どもも1人ではなく複数人いるファミリーが目立っていたが、今回は、えみり世代の30代後半とおぼしき落ち着いたママたちが子連れで多く来場していた。服装もえみりフォロワーらしく“よいものをシンプルに”といった感じで、上質ニットにブランド時計、さりげないパールアクセなどを身に着けハットやニット帽のママ多め。ひとまとめにされがちな「ママタレ」ジャンルだが、ママタレごとに支持層がはっきり分かれているようだ。ベビーカーは国産軽量タイプに加え、前回アウェイ気味だったエアバギーもチラホラあった。0〜2歳児を連れて来場した家族が多かったようである。

 さて筆者は前回、取材として会場脇のプレス席でイベントのトークを聞いていたのであるが、今回は一般参加者としてmessy編集長とともに子連れで参加した。こちらのイベントは正味1時間、トークは40分程度である。子どもをおとなしくさせながら、壇上で繰り広げられるトークにどの程度集中できるのか興味を持ち、場を繋ぐためのオモチャやオヤツ持参で張り切って臨んだ次第である。だが、これがなかなか難しかった。えみりのトーク中も場内は子どもの泣き声がそこかしこで響いており、終盤にはもう騒がしさMAX。当然ながら筆者の息子も「もう外に行きたい」と親の気持ちは無視して連呼し始めた。イベント終了後にトイレに連れて行く際、会場の後ろにあるキッズスペースの存在に気づく。係員の若い男女が子どもの相手をしてくれており、絵本やオモチャもある。ここにずっといればよかった……。

 入場時に配られたアンケート用紙に宇宙の絵などを描きなぐる子どもに「見て見て!」と終始話しかけられ何度も集中力が削がれてしまったが、現在2歳7カ月の娘を育てるえみりのトークを聞いて印象深かったのは、

1:睡眠時間が短い
2:家事はほとんどえみりが担当
3:夜の一人でのお出かけにかなり気を使っている

 この3点である。

 1についてはトーク序盤でえみりの1日のスケジュールが円グラフでプロジェクターに映し出され発覚。1時就寝で6時半起き、睡眠時間5時間半であった。まあ……睡眠時間がほぼ無いに等しい新生児期よりは眠れていると前向きに考えることもできるが、平均7時間よりは短い。えみりはもともとショートスリーパーなのだろうか? タレントの傍ら、アパレルブランドPlageのコンセプターも務めるとなれば、夜は遅く朝は早くならざるを得ないのかもしれないが。

 2については、ちょっとびっくりした。長女は現在プレスクールに通っているため、朝9時頃に送り、夕方17時頃にお迎えだという。食事作りと後片付け、長女の入浴に寝かしつけをして全て終わるのが22時。長女就寝後に「家事・仕事・夫婦の時間」が設けられ、夫婦でぼーっと映画を見たりその日のことを話し合ったりしているという。また朝の送迎後には「Coffee会議」をすることもある。夫と近所のカフェでブランチをとりながら、長女の成長や日々の出来事について報告したりするのだという。

「スクールに行っているのでお手伝いさんやシッターさんは頼まない。旦那さんと手分けしてやっています」
「(旦那さんは育児を)結構やってくれています」

 といった“イクメン”発言があったのだが、円グラフを見る限り夫・松田賢二(44)が家事・育児参加をしている様子は全く伺えなかった。え〜っと……イクメンはどこにいるの…? もしかして、送迎ぐらいはやっているのだろうか?

 朝と夜に夫婦が話をする時間を持つことは、夫婦のすれ違いを予防するための良い策であるのは確かだろう。しかしここでえみりが夫に長女についての報告をしなければならない、ということは、逆に言えば、夫はえみりに聞かなければ長女の成長について知ることができないような家事育児参加レベルなのだろうか? 夫は舞台公演があるとほとんど出ずっぱりで家には寝に帰るだけ、とも言っていた。そうか、舞台ってやつは過酷なんだな……。まぁえみりは女優仕事は全然ないし、単発バラエティの収録くらいならそりゃ時間の余裕も作れるのだろうが。

 3については、司会から息抜き方法を問われ「友達に会うこと」と答えたえみりが、それに続けて弁解するようにまくしたてたのが強烈な印象を残した。「娘を寝かしつけた後に、旦那さんに『ゴメン、何時間か下さい!』と言って出かけています。寝かしつけまでは自分でやっています。怒られないように!」「『お酒飲んでないな〜』とか(言って)ちょこちょこつついて、やることはやっとく。やらなくて出るってのは良くない」と語ったのである。しかしなぜ、そこまで夫に謝る必要があるだろうか?

 前出の円グラフや話からは、家事育児の担い手は10割えみりであることが伺えた。共働きでこれでは、えみり側の体力的な負担が大きすぎる。その上、外出する際は自身が引け目を感じないよう、または夫に嫌味を言われないよう、かなり気を使っている様子だ。「何時間か下さい!」って……。松田は亭主関白なのだろうか。

 ここまでやらなければ母となった女性は夜に友人と飲むことも出来ないなんて、世の中、不寛容すぎる。しかもえみりは良妻賢母なうえ、肌の手入れ、器にも気を使ったお洒落な食卓作り、などまで怠らずにやっているのである。筆者であれば「ちょっと明日のCoffee会議ナシにして〜」などと言って(もしくは勝手にたくさん寝て)睡眠時間を確保してしまうだろうし「アンタはいつも飲みに行ってるんだから私もたまには行かせろ」と夫に詰め寄って飲みに行くところだ。こうした時間の使い方での夫婦不均衡について、妻が専業主婦で夫の収入がなければ一家が路頭に迷う状態だと、妻側が「私も時間が欲しい」と訴えても不利だ。しかしえみりの場合は、彼女自身が相当稼いでいるはずで、生活費の稼ぎ手としては夫婦平等だろう。にもかかわらず、これほどえみりが「家事も育児も仕事も」ひとりで抱え込んでしまい、かつそれが「頑張ってるね!」と賞賛されるような空気はおかしい。

 なにより「怒られないように」という発言が気になった。怒られないよう気を使う対象は夫だけでなく、世間に対して、という意味にも感じられた。ママタレはなまじ知名度があるがゆえ、全身全霊をかけて子どもと向き合い、家事もこなさなければ“けしからん”とばかりに即、炎上騒ぎとなりがちだ。子連れ居酒屋報道で大炎上した山田優(31)のように、近所の居酒屋に一度子どもを連れて行ったくらいで、世間はダメ母の烙印を押さんばかりに騒ぎ立てる。外でのママタレの一挙手一投足は世間から監視されているといっても過言ではない。「怒られないように」とは、こうした現状をえみりが自覚しているゆえに出た言葉なのではないか。

 前回同様、ママタレの話を聞いて思うのは、世間が思っているほど彼女達はダメ母でも手抜きでもなく、むしろ仕事もこなしながら家事に育児に、ものすごく頑張っているということだ。

 とかく世間は母親となった女性タレントに、四六時中子どもと向き合うこと、自らの欲求を殺すことを求めるが、自ら進んでそんな滅私奉公をしたい人間なんてそう多くはいない。ただただ「母親ってなんかめっちゃ大変そう」という認識が若い世代に刷り込まれていくだけだ。少子化対策云々を叫ぶ前に、こうした母親規範から変えていく必要があるだろう。
(ママイベントウォッチャー京子)

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