男性たちの認知度が低い「女性がイク際のバリエーションの豊富さ」

◎私がイッたことを信じてくれない彼。もっと言葉などで自己申告すべき?

<鳥類さん>28歳/岐阜県/独身女性

 ロリルミさんはじめまして。いつも楽しくコラム読ませていただいております。早速ですが、私の悩みを聞いてください。

 今お付き合いしている彼がいて、彼とセックスするようになって初めて挿入中にイケるようになりました。しかし、「イキそう!」とか「イク!」という時は自己申告すべきなのかすごく疑問です。

 私は静かにイクというか、ジワジワ高まって「あ、来た!」って感じなのでそんなにビジュアル的に派手じゃないんです。でも彼は、女性がイク時には(多分AVの影響で)足がピンと伸びたり大声が出たりするモノだと思っているようで「もっと上があるんじゃないか?」「いやまだイッてないでしょ」と言ってきます。これ以上があるなら知りたいですが(笑)。

 演技するのも申し訳ないし、リアル友達にも聞けないし、ロリルミさんも含め世の女性はみんなどうしてるんでしょうか?

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 鳥類さん、いつもコラムを読んでくださってありがとうございます!

 イク際の自己申告に悩む気持ち、すっごくわかります! 私もイク時は声も出ないし、ごくまれに腰付近が多少ビクビクする程度の地味~なイキ方をするんですが、男性の中には鳥類さんの彼のように「イク際の派手なリアクション」を期待してる人っていますよね。そういう人とセックスして、静かにイクと「イッてないでしょ! 嘘つくな!」と信じてもらえない。

 他人の体のことなのに、なぜそんな断言ができるのか……とも思ってしまいますが、女性がイク時は男性と違って射精など目に見えるものがないので、どうしてもイッた証明となるようなもの(「イクー!!」の絶叫とか、陸に打ち上げられた魚みたいな動き)を求めるのでしょうね。そんなのいくらでも演技できるんですが……。もしかすると、そういう男性にとっては本当に女性がイッたかどうかよりも、AVやエロ体験談から取得した“自分が思う、女性がイッた基準”を満たすかどうかが重要なのかもしれません。AVが悪いものだとは全く思いませんが、それを丸ごと信じてしまう人もいるわけで、難しいところですね。

 そもそも、イク時って「イク」なんて言う余裕がなかったり、気づいたらいつのまにかイッていたということも多くありませんか? 個人的には「イキそう」という感覚もないままにイッてしまうことのほうが圧倒的に多いので、わざわざ宣言するタイミングなんてありません。もしイク際の自己申告を求められたとしたら、イクことよりもそれを言わなきゃいけないことに意識が向いて、結局イケなくなってしまいそうです。なので私はイク際の宣言は必要はない、むしろ宣言できるものではないと考えています。

 ただ、イッたことを彼に信じてもらえないというのも、なんだか寂しいものがありますよね。なのでこれを機に鳥類さんの彼の固定概念を払拭するべく、女性のイキ方のバリエーションをレクチャーするのもいいと思います。鳥類さんの例だけを出して「私はこうやってイクんだ」と説明しても、彼は「いやいや~」と否定する可能性もあるので、「私の友達もそういう子が多いよ」など、他の具体例も出すといいと思います。先に書いた、私のイキ方を例にしてもらってもいいですし。日本人ならではの思考というか、「他にもそういう人がいる」と少数意見ではないことを強調すると、それまで否定していたことを途端に信じてくれるということもあります。

 あとは少し手間がかかりますが、女性が無言でイッているように見えるAVを探して、彼に見せるのもいいかもしれません。誰かに見つかったらどうしよう的なシチュエーションのAVなんかは、女優さんが声を我慢していて、それっぽいと思います。AVを見ながら、「この女優さん、声出てないけど絶対イッてるよ!」と“同じ女だからわかる”的に説明すれば、彼も納得してくれるかもしれません。AVの影響を受けやすい彼なら尚更でしょう。

 せっかく挿入中にイケるようになったことですし、今度は彼とのセックスの認識をすり合わせて、より愛が深まるといいですね!

■Lollipop-Rumiko/通称ロリルミ。中学1年で済ませた初体験を皮切りにビッチ街道を突っ走ってきたが、ここ数年それに疑問を感じ始めている26歳。しかしまだ完全にビッチを卒業することはできず。好きな男性のタイプは、ちょっとSなクンニスト。最近の悩みは、夕方になるにつれてクッキリしてくるほうれい線と、過度の飲酒と白米の食べ過ぎによってできた腰回りのぜい肉。

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