2015年まんが界事件簿【2】

2015年まんが界事件簿――【峰なゆか『アラサーちゃん』騒動】が知らしめたこと

 2015年もマンガ界は大変に豊作でありました。その最大の成果が九井諒子先生の『ダンジョン飯』(KADOKAWA)であり、老若男女、マニアからライトユーザーまで幅広い支持を集める本作は、久々のメガヒットの登場を予感させます。ところで、九井先生はそもそもネットでマンガを発表していた方です。近年、ネット発のマンガ家は急増しつつありますが、その一方でマンガ家がネットでトラブルに巻き込まれる事態も増えています。今年はマンガ家がらみの2つの大きな炎上沙汰がありました。

(前編・『ヒモザイル』事件はこちら)

◎峰なゆか『アラサーちゃん』騒動のはじまり

arasa-minenayuka.jpg
『アラサーちゃん』(KADOKAWA / メディアファクトリー)

 これはまったく愚かしい事件でありました。事の発端は8月、「ハツキス」9月号(講談社)で始まった田所コウ先生の新連載『コトコトくどかれ飯』に、峰なゆか氏がこれは自作『女くどき飯』(ぐるなび「みんなのごはん」連載)のパクリであると、Twitter上で噛みついたのです。ところが『コトコトくどかれ飯』は、実際の作品を読んでみれば小学生にも理解できることですが(当該の「ハツキス」はKindle等で購入できます)、『女くどき飯』にはまったく似ていません。そして実際、峰氏はこの時点で「ナタリー」のニュース記事を読んだだけであって、実際の作品に目を通すことなく、峰氏の言う「コンセプト」(おそらく「コンセプト」の定義がわかっていないまま使っていたご様子ですが)とタイトルの「くど」「飯」の3文字が重複していただけで「パクリだ!」と騒いでいたことが後に判明します。「パクリ」という言葉はいかにも重い。

 峰氏の暴走は止まりません。Twitter上で中村珍氏、うしじまいい肉氏らの仲良しグループとともに田所先生を攻撃し、プレッシャーをかけ(「私はコトコトくどかれ飯作者の田所コウさんとハツキス編集部と講談社に法的には問題のない範囲でのいやがらせをしていくことに一生を捧げるしかないのだろうか」などと発言しております)、最終的には耐えかねた田所先生が連載辞退を申し出るまでに追い込みました。これを「いじめ」と言わずしてなんと言いましょう。講談社側は公式に盗作ではない旨を表明いたしましたが、峰氏やその取り巻きは一切を無視。結局、ネット上にはうしじまいい肉氏らによる偏向したまとめばかりが残され、田所先生の連載は終了し、その名誉が回復されることはありませんでした。これが第1ラウンドです。

こうして孤立していくだけの峰氏であった

しぃちゃん

今、あなたにオススメ



サイゾーウーマンのSNS

  • 「いいね!」「フォロー」をクリックすると、SNSのタイムラインで最新記事が確認できます。

関連リンク

アクセスランキング

  1. 「オワコン女優」認定の3人は?
  2. 「二度と仕事したくない」勘違い女優
  3. 江角マキコ、不可解な「芸能界引退」
  4. 和田アキ子に「パワハラ批判」噴出
  5. 袴田吉彦の不倫相手が売名活動へ
  6. “消えたAKB48”河西智美は今
  7. 嫌われている“歌姫”3人を大暴露
  8. 剛力彩芽、新ドラマ1.3%の壮絶爆死
  9. 狩野英孝の“最もヤバいウワサ”
  10. “もう終わった”イケメン俳優3人
  11. 「仕事をしたくない」嫌われ者タレント
  12. 薬丸裕英から家族すらも去った?
  13. マドンナ、トランプに「チンポしゃぶってな!」
  14. ママ友に「マジおばさん」って笑われた……
  15. 篠田麻里子、「老婆のように」劣化!!
  16. 狩野英孝事務所、無慈悲な対応
  17. 他人の記事をパクるのはこんな人
  18. 日7対決“敗北しそうな番組”ランキング
  19. SMAP・中居が熱愛報道に渋い顔
  20. 『東京タラレバ娘』はミスキャスト?

ジャニーズの人気記事

  1. SMAP・中居が熱愛報道に渋い顔
  2. マンガ『ヅャニーさん』34回
  3. 森且行、SMAP存続ステッカー貼付の真相
  4. ジャニーズ事務所がひた隠すV6の真実
  5. 新春ジャニオタ放談

カルチャーの人気記事

  1. 他人の記事をパクるのはこんな人
  2. 「an・an」恋愛特集が、えげつなすぎる
  3. 恋愛に浮かれられない「GINGER」のサガ
  4. 逮捕された元警部が語る覚せい剤と刑務所
  5. 「捨てられる妻」の典型とは?

海外ゴシップの人気記事

  1. マドンナ、トランプに「チンポしゃぶってな!」
  2. C・ブラウン、『DB』の痛車でデートへ
  3. マライアが“バツ2”自虐ギャグでノリノリ
  4. ケイティ、年末年始に日本を堪能
  5. トランプ就任式はしょぼくてもOK!