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『人質の朗読会』/ TCエンタテインメント

 今クールのドラマは『下町ロケット』(TBS系)が他を圧倒した。その主演を務めた阿部寛は、2012年の出演作品『ゴーイングマイホーム』(フジテレビ)で平均視聴率7.2%(ビデオリサーチ調べ、関東地区/以下同)を記録したとき、出るドラマは全て高視聴率という「阿部伝説」も崩れたかとささやかれたが、今回見事に復活した。

 そんなテレビドラマの世界にあって、「この俳優が出ていると、どうしても低視聴率になる」というウワサが絶えない、いわゆる“もっていない”俳優を関係者に聞いてみた。まず名前が挙がったのは……。

「佐藤隆太です。映画化もされた主演作『ルーキーズ』(TBS系)をきっかけに、次々と人気作に抜擢されていますが、いま一つ、彼の出るドラマの数字は芳しくありません。連ドラ主演2作目の『まっすぐな男』(フジテレビ系)では、彼のキャラクターに合った、どこまでも一本気な男を熱演しましたが、2ケタを超えたのは10話中わずか2回。また11年、水谷豊の出世作で、一世を風靡した『熱中時代』(日本テレビ系)のリメイク版に主演しましたが、こちらも視聴率は9.4%。ドラマの終了直前、濱田龍臣演じる謎の転校生が登場するなど、明らかに続編が放送されるような内容でしたが、その後一度も制作されていません。また、12年に主演した『クレオパトラな女たち』(同)は2話の段階で6.7%を記録。結局8話で打ち切られました」(ドラマ関係者)

 ほかにも、14年の刑事ドラマ『SAKURA~事件を聞く女~』(TBS系)では主演の仲間由紀恵とタッグを組んだが、最終回は5.8%と大爆死。散々な批評の中終了した、NHK大河ドラマ『花燃ゆ』にも登場していた。

 ほかにも、イケメン俳優の中にも“もってない”とささやかれる人物がいるようだ。

「07年、『第20回ジュノン・スーパーボーイ・コンテスト』で『フォトジェニック賞』と『理想の恋人賞』を受賞した、三浦翔平ですね。『ごくせん』第3シリーズ(日本テレビ系)でメインの生徒役として出演し、人気に火がつきましたが、その後、『東京全力少女』(日本テレビ系)、『サキ』『ショムニ2013』(ともにフジテレビ系)、『ホテルコンシェルジュ』(TBS系)と主演の2番手、3番手、もしくは主役のライバルとして名を連ねていますが、なぜかいずれも作品は低空飛行。なかなか彼の代表作が生まれません」(同)

 三浦は16年1月から深田恭子主演『ダメな私に恋してください』(TBS系)で、深田の会社の同僚役に抜擢されているが、果たしてどんな結果を迎えるのだろうか。

 ほかには、『戦う!書店ガール』(フジテレビ系)でAKB48・渡辺麻友とW主演した稲森いずみや、さらには水川あさみ、江口洋介の名も挙がった。

 もちろんドラマの録画再生率が上がり、リアルタイムで見る視聴者が少ない今、俳優だけに責任を押し付けるのは酷な話。脇役はさまざまなドラマにも顔を出すため、そのうちの1作のみをあげつらうのも筋違いだろう。しかし、ウワサが一人歩きする業界だけに、出演作選びは慎重にしたほうがよさそうだ。

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