石川敏男の芸能デスクレポート

「舐めている飴はプロポリス」舟木一夫“超熱狂的”ファンの恐るべき情報収集能力とは?

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舟木一夫オフィシャルサイトより

 昨日23日に幕を閉じた東京・新橋演舞場「舟木一夫特別公演」。舟木さんの新橋演舞場の1カ月公演は恒例になっていて、いま多くの流行歌歌手がいる中で、1カ月公演を無事にこなせるのは舟木さんぐらいだろう。というのも、ほとんどの歌手が、ほかの歌手とのジョイントという形を取っている。かっこよくいえばジョイントだが、抱き合わせという意味合いが強いのだ。

 その舟木さんの1カ月公演では、ファンサービスの一環としてトークショーが行われる。その相手を務めるのが私である。1カ月の公演で3回のトークショーがあるのだが、ここ数年お付き合いしてきて、舟木ファンにビックリさせられるのは、ほとんどの公演を見に来るという熱狂的なファンがいることだ。北は北海道から南は沖縄まで、一週間宿を取り、連日観劇にやってくる。一度帰って、再び来る人もいるほどである。

 だから当然、トークショーのお客さんも70%は同じファンなのだ。毎回話題を変えて話を進めるが、テーマは舞台の話、コンサートの話、新曲の話にプライベートなどなど。ファンから「石川さんが聞き出してくれるから楽しい話が聞けます。舟木さんは、石川さんの質問にはちゃんと答えてらっしゃいますからね。次も楽しみです」といわれると、うれしい半面プレッシャーもある。私は記者だから、人の話を聞くことが仕事だが、テーマが決まっているのにそこから話を広げるのはなかなか難しい。自分なりに努力もしているが、それ以上に、ファンからヒントを得ることも多い。

 例えば、「舟木さんの楽屋入りは、毎日私服が違うんですよ」「喉のために舐めてる飴はプロポリス」「免許証を持っていないの、知ってますか」など、ファンとの会話から舟木さんの一面を知ることができる。長く追い続けているファンは、私にも心を許してくれているのだろう。そのおかげで、「たしかに毎日違う洋服ですけど、新しい服を買っているわけじゃないですよ。10年前のもある。買ったって増えちゃうだけですからね。自分で選んで、3日ぐらい先まで選んで、その後もまた3日という感じかな」「免許証は2度失敗して。仮免を取って、筆記試験に行かなきゃと思っているうちに期限が切れてしまって。だから持っていない。車にも興味がない。運転してくれる人が乗りたい車でいいんですよ」なんて話を、舟木さんから聞き出すことができた。

 新曲「春はまた君を彩る」について、「安心して歌える大人の歌に出会えたんですよ。いまは、歌っていることが安らぎ。若い頃とは違って力が抜けて楽しい」と語るなど、本当に楽しそうにステージを務める舟木さん。来年3月には、また、大阪・新歌舞伎座での1カ月特別公演が待っている。その舞台には、歌手生活53年で、初めてプロデュースする歌手も出演するという。それが、「船村徹先生の最後のお弟子さん」という村木弾(35)。芸名は船村さんから一字、舟木さんから一字を取った“村木”と名付けられた。作詞は舟木さん、作曲は当然船村さんで、曲名は「ござる~GOZARU~」だそうだ。

石川敏男(いしかわ・としお)
昭和21年11月10日生まれ。東京都出身。『ザ・ワイド』(日本テレビ系)の芸能デスク兼芸能リポーターとして活躍、現在は読売テレビ『す・またん』に出演中。 松竹宣伝部、『女性セブン』(小学館)『週刊女性』(主婦と生活社)の芸能記者から芸能レポーターへと転身。

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