[女性誌速攻レビュー]「婦人公論」12月22日号

共感ならず!? 喜多嶋舞が見誤った、「婦人公論」読者の「妻」「母」に対するこだわり

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「婦人公論」12月22日号(中央公論新社)

 今年最後の「婦人公論」(中央公論新社)、なんといってもあの方のインタビューが話題ですが、まずは近藤真彦のインタビュー「『ギンギラギンにさりげなく』がようやくしっくりくる歳になった」から見てみたいと思います。

 「今年、デビュー35周年を迎えましたが、自分でもこんなに長く“もつ”とは思いませんでした(笑)」というマッチ。デビュー時から親交のある作家・伊集院静に「大人の言うことは聞かないし、1年ももたないと思った」と言わせるほど、「やんちゃ」だったそうです。なぜかおじさんという生き物は、“若い頃はやんちゃしてたオレ”をアピールしたがる生き物。おそらくそこには“とはいえ、今こうして成功してるオレ”という裏メッセージがあるのでしょう。歌手活動をほったらかしてお金がかかりそうなレースに手を出し、それに飽き足らず今度はトライアスロン。しかしいったん舞台に立てば、事務所(と後輩の)全面的なバックアップで、「マッチさん」という神になるのです。2015年、マッチが我々に教えてくれたこと。それはインタビューでも語っていた「継続は力なり」、そして継続を支えるのは“鈍感という才能なり”の2つです。

<トピックス>
◎近藤真彦 「ギンギラギンにさりげなく」がようやくしっくりくる歳になった
◎中村うさぎ 明日死ぬかもしれないもの、キリギリスのように今を楽しみたい
◎喜多嶋舞 ずっと胸に秘めていた思いを話して私は、芸能界を引退します

■“いい老後”とは人それぞれ

 今号の特集は「長生き時代の基礎知識『女の年金』スペシャル」です。「下流老人」という言葉がはやる昨今、「婦人公論」世代の関心はもっぱら“年金はもらえるのか。いくらもらえるのか”。この特集では公的年金の試算から消費税増税対策、読者による「年金生活だけでも下流老人にならない」工夫など、どこを切り取っても年金・貯蓄・節約です。

 そんな締まりに締まった特集の中で異彩を放っているのが、作家・中村うさぎインタビュー「明日死ぬかもしれないもの、キリギリスのように今を楽しみたい」です。13年8月に突然変調をきたし、心肺&呼吸停止。危篤状態といわれながら奇跡的に生還した中村。買い物、ホスト、デリヘル、整形……病気前も自分がやりたいことは全て体験してきた中村に、今回の病気がもたらしたものは……。

「共感」をビジネスにした途端、人は離れていくのさ

しぃちゃん

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