角川慶子の「シロウトで保育園作りました」第101回

園児が慶應横浜初等部に合格! 「お受験の準備スタートのタイミング」をお教えします

2015/12/05 16:00

 この2年間、親子(とくにママ)が娘のケガの件を引きずっているのがよくわかりました。私は、この子が合格すれば、晴れて事故のことを忘れてくれるだろうと思い、必死になりお勉強を教えました。提携のアンテナ・プレスクール校長先生との面談を繰り返したり、内申書を書いたり……自分たちができることを精いっぱいしました。受かったと聞いたとき、泣きましたよ(笑)。娘が合格した時は、泣かなかったのに不思議です。よほど思い入れが強かったのでしょうね。

 「いつから始めればいいの?」の余談ですが、年少の4月からペーパーを始めた1人は、本人にとって“時期”ではなかったのか、拒否反応で「保育園行きたくない」となり、ペーパーを休止しました。そしたらうそのように登園拒否がなくなり、食事もたくさん食べるようになりました。始めるタイミングは保護者に委ねているので、「早くさせないと!」と思うあまり、本人にとって一番いいタイミングがわからず効果が出ないこともあります。やってみないとわからない部分もあるので、お試しも必要ですね。

角川慶子(かどかわ・けいこ)
1973年、東京都生まれ。「角川春樹事務所」会長・角川春樹氏の長女。自身も元アイドルという異色の肩書きに加えて、ビジュアル系バンド好きで、元バンギャルの”鬼畜ライター”としても活躍。2011年9月1日に「駒沢の森こども園」をオープンさせる。家庭では7歳の愛娘の子育てに奮闘中。

最終更新:2015/12/05 16:00
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