"噂の女"神林広恵の女性週刊誌ぶった斬り!【第294回】

KAT-TUN脱退の田口“叩き”、メンバー擁護報道から見えるジャニーズ事務所の姿勢

下世話、醜聞、スキャンダル――。長く女性の“欲望”に応えてきた女性週刊誌を、伝説のスキャンダル雑誌「噂の真相」の元デスク神林広恵が、ぶった斬る!

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「女性自身」12月15日号(光文社)

 ゲゲゲの水木しげる氏が亡くなった。数年前に調布の書店で水木フェアをやっていて、そこで1人のおじいさんが乱れた本の帯を愛おしそうに直していた。水木氏本人だった。素敵なものを見られたと思って、ちょっと遠くから見続けてしまった。妖怪と戦争体験の悲惨さを伝えつづけた水木氏の冥福を祈りたい。
 
第294回(11/26~12/1日発売号より)
1位「亀梨和也 激怒…『訣別宣言』直前に35歳恋人と『決意の極秘転居』!」(「女性自身」12月15日号)
2位「木村拓哉を支えた工藤静香『ノロケず』『グチらず』『NO井戸端』内助の結婚15年」(「週刊女性」12月15日号)
3位「吹石一恵じゃない!? 福山雅治 六本木深夜3時のお相手」(「女性セブン」12月10日号)

 11月24日に放映された歌番組でKAT-TUN・田口淳之介がグループからの脱退と事務所退社を発表したが、その波紋がいまだ広がっている。

 何しろ、田口本人も明確な理由を口にしていないばかりか、他メンバーからも疑問が噴出しているからだ。

 でも考えてみれば、田口が本当の心の内を語れるはずがない。

「事務所の待遇に不満」「アイドルとしてこのままではジリ貧だと思った」「KAT-TUNに嫌気がさした(あるいはメンバーがうっとうしい)」「役者など別の道を進みたい」「ジャニーズにいたら自分がダメになる」「結婚したいのにさせてくれない」

 もし、田口がそう思ったとしてもそんなこと決して口にできないだろう。いや、口にした時点で潰される。

 明確に説明できないから、ジャニーズ御用達雑誌も好き勝手に推測してバッシングできる。

 実際、説明しない田口を批判し、一方で亀梨和也や中丸雄一などKAT-TUNに残るメンバーが、いかに田口を思い、引き止めたか、忸怩たる思いかと同情をそそるような記事が氾濫している。

 もちろん「女性自身」もその1つだ。

 来年の結成10周年を控え、グループでの活動を優先しようとしたのに、田口にだけ
温度差があった。亀梨は必死に説得したが最後には激怒した。亀梨は田口の脱退宣言直後の26日にはジャニーズファミリークラブを訪れ、ファンと真剣な表情で握手していた。そんな残留メンバーのヨイショが連ねられている。

 一方で田口に対しては辛辣だ。現在、ファンや芸能マスコミの中で田口脱退最大の理由として指摘される「結婚説」についても、批判的に触れている。

 田口は2007年に交際が発覚した女優・小嶺麗奈と同棲していると報じられたが、記事によると小嶺は女優休業状態で、都内にヒーリングサロンを開いたものの、今年6月に閉店、ブログも更新していないという。記事ではそれを“雲隠れ”などと悪意ある表現を使っているが、さらに半年ぶりに田口と小嶺が同棲していたマンションを訪れると、そこは“もぬけの殻”だったという。「自身」はこの事態に鬼のクビをとったかのように “本当に忽然と消えた”“極秘転居“など表現するが、単に引っ越しただけでしょ。

 しかも「自身」は以前から田口と事務所の何らかのトラブルさえ知っていた可能性もある。今年4月、なぜか「自身」田口と小嶺の同棲(しかも小嶺の母も同居)を報じているからだ。公にして別れさせようとする作戦だったのか!?
 
 ともあれ田口脱退について「自身」はこんな辛口のコメントで締めくくった。

「突然自分の都合で辞めるなんて30歳を超えた社会人として、あまりに無責任だという批判も上がっています。これからどんな仕事をしていくのかは不明ですが、そうした批判はこれからもついて回る問題になるでしょうね」

 結婚もできない、個人を尊重できない事務所の方が問題だと思うけど。
 
 そんなジャニーズにあって、28歳という若さで、しかも人気絶頂期で、年上歌手とデキ婚するという驚愕の快挙を成し遂げたのがSMAP・木村拓也だった。「週女」では木村、工藤静香夫妻が結婚15周年を迎え、結婚しても揺るがなかった“人気”の秘訣を特集している。

「自身」さん、ちょいと不自然なほどの亀ちゃんアゲ記事でしたよ

しぃちゃん

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