イケメンドラマ特捜部【ジャニーズ&イケメン俳優】

関ジャニ∞・錦戸亮『サムライせんせい』、堅苦しい侍役でも滲み出る「暴力性」

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『サムライせんせい』公式サイトより

 テレビ朝日系の深夜ドラマ枠・金曜ナイトドラマで放送中の『サムライせんせい』が面白い。本作は現代にタイムスリップした幕末の維新志士・武市半平太(関ジャニ∞・錦戸亮)が主人公のコメディドラマだ。

 武市は土佐藩の維新志士。主君に対する不敬罪で投獄され、切腹を命じられたが、腹を切ろうと覚悟を決めたその瞬間、150年後の現代にタイムスリップしてしまう。幕末に比べれば、現代は人々が自由に生きることができる平和な楽園だが、西洋文明を嫌う武市にとっては馴染めないことばかり。ことあるごとに周囲の人々とぶつかりトラブルを起こしてしまう。しかし、武士としての男らしい生き方に好感を持つ人たちもいて、少しずつ現代の暮らしに馴染んでいく。

 主演の錦戸は、過去に映画『ちょんまげぷりん』で現代にタイムスリップした侍を演じていたため、今作は二番煎じの企画かとあまり良い印象はなかった。しかし、淡々した描写で侍と現代人のギャップを見せていた『ちょんまげぷりん』に比べると、本作は、わかりやすいコメディとなっている。

 特にジャーナリストの楢崎(神木隆之介)が、実は武市と旧知の仲で幕末の英雄として知られる坂本龍馬だと判明してからは、どんどん面白くなってきている。堅物の武市に対して、1年前にタイムスリップしてきた坂本龍馬は、元々西洋文明に興味を持っていたこともあって、簡単に現代に馴染んでいる。スマホやパソコンも平然と使用しており、しゃべり口調もめちゃくちゃチャラく、現代に馴染めない武市とは正反対だ。2人の対比がちゃんとギャグになっていると同時に、武市半平太や坂本龍馬が現代にやってきたらこうなるだろう、という設定がしっかりしているので、歴史ものとしてもちゃんと楽しめるのだ。

 彼らに加えて、現代人なのに言葉を知らない元ヤンキーの佐伯寅之助(ジャニーズWEST・藤井流星)や、ギャルのフリをしていたが実は良家のお嬢様だった寅之助の彼女・赤城サチコ(黒島結菜)といったクセのあるキャラクターが物語に絡むことで、現代と幕末を対比しながら、実は自由に見える現代にも幕末と同じように身分の違いによる恋愛や職業の格差があることを見せていく。

 今後は武市たち以外にも幕末の偉人が現代に登場する展開のようで、「侍が現代にタイムスリップしてきた」という話だけでは終わらない広がりも見せ始めている。

六本木で磨いた“殺気”なんでね、ホンマモンすよ!

しぃちゃん

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