[女性誌速攻レビュー]「AneCan」12月号

「かわいく見える服」のアラサーは痛いと明言、「AneCan」が自己否定とともに迷走?

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「AneCan」12月号(小学館)

 今年も残すところ1カ月ちょっとですね。気付いたら、街も「AneCan」(小学館)もすっかりクリスマスムードです。クリスマスといえば、この時期、各ブランドがこぞって売り出すクリスマスコフレがありますが、「AneCan」でも、「ほぼ原寸大!?32ページの大増量!夢のクリスマスコフレ42大図鑑」という力の入った特集がありましたよ。毎年疑問に思っているのですが、これって男が買ってくれるものなの? それとも自分で買うもの? そこら辺からわからない身分には、遠い文化のお話です……。

 そして冬と言えば、コートですよね。「AneCan」の企画にも、田丸麻紀さん、美香さん、藤井リナさん、神戸蘭子さん、田中みな実さん、鈴木ちなみさん、田中美保さんによる「今年のコート、こう着ます」があります。しかし人選に少々、いや、かなり驚きました。いえ……別に誰が、と言いたいわけではないのです。アネサーが目指すは、この方たちと考えて良いってことですよね? はい、ならば参考にさせていただきます。では、今月のトピックス見ていきましょう!

<トピックス>
◎キャラメルはかっこよく、グレーは優しく、カーキは甘く(ハート)
◎「今年のコート、こう着ます」
◎坂上忍、ほろ酔い「いい女」論

■アネサー、芸人に教えを乞う
 「山崎ケイ流『いい女』はこう切り返す!」「坂上忍、ほろ酔い『いい女』論」と、「いい女」企画が2本立ての読み物ページ。山崎ケイという方は、お笑いコンビ「相席スタート」の女芸人とのこと。Naverまとめによると、「女芸人らしからぬ独特な雰囲気が『なぜかイイ女に見える』『なんかエロい』と話題に」なってるそうで、坂上忍といい、相変わらず「AneCanはどの層にモテたいの?」とツッコミたくなる顔ぶれです。では、じっくり「いい女」論を教えていただきましょう。

 山崎さんはとにかく「いい女」モードに入っているようで、言うことがとにかくノリに乗っています。例えば、恋愛編、下ネタ編、オヤジトーク編で展開されている「山崎ケイ流切り返しドリル」によると、「オヤジには容赦ナシ!嫌味には嫌味で返そう!」といった強気の姿勢。全方位愛され女子を狙っているアネサーには、「嫌味」なんてとてもじゃないけど難易度が高いです。また、「芸人の世界は(中略)、ハラスメントというハラスメントがすべてある世界ですが、それでも笑わせることができれば、一目置かれます」とのことですが、「いやいや、アネサーは芸人じゃないから!!」としか言えません。確かに、アネサーが働く世界だってハラスメントというハラスメントは全てあると思いますが、笑わせることが一目置かれるポイントじゃ決してないのですよ!! 

 片や坂上さんも、「女性は30歳くらいが、いちばん抱き心地がいい年齢なんだよね」と、50前後のじじいがよく言う、所謂セクハラ発言をしてますので、そこでの山崎さんの切り返し方が見てみたいところです。抱かれるのか、ここに書いてあるように嫌味で切り返すのか……。そうだ、今更の提案ですが、この2つの企画をくっつけて、山崎さんと坂上さんの対談にしてみては? 威勢のいい山崎さんと、説教臭い坂上さんの噛み合わない“いい女”論なら、「なるほど、これは面白企画なのね」とアネサーもギャグとして解釈してくれたのでは……。

モテ服・勝負服で戦った女たちに「こなれ」時代は残酷……

しぃちゃん

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