「スナックガイド」宇野倫史氏インタビュー

今スナックの人気が急上昇! 初めての女性でも楽しめる極意をプロに聞いてみた

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「スナックガイド」の 宇野倫史氏

 スナックが今、アツい。女性も手に取るオシャレ雑誌「Hanako FOR MEN」(マガジンハウス)で特集されたかと思ったら、「BRUTUS」(同)でも特集されているではないか。オシャレに取り上げられたとなれば、興味を持つ女性も少なからずいるはず。でもいったい、どんな店に、どうやって入ればいいの?

 そこで、全国のスナックを渡り歩くスナックのプロである、全国スナック&パブ情報サイト『スナックガイド』を運営する宇野倫史氏に、初心者女性が知って得するスナックの楽しみ方を聞いた。

――なぜいま、スナック人気が高まっているんでしょうか?

宇野倫史氏(以下、宇野) リーマンショック以降、若い男性のお客さんが急増しましたね。不景気になり、会社の領収書でクラブやキャバクラの飲み代が切れなくなったからか、自分の小遣いでリーズナブルに飲め、かつ看板娘がいるスナックに矛先が向いたんでしょう。そして気づいたのではないでしょうか、「スナックって、おばあちゃんの店だけじゃないんだ」ってことに。それまで、そういうイメージがあったから入りにくかったものが、知れば知るほど、ライトに楽しめると皆が気づきだしたんだと思います。

 それに、皆が“癒やしを求めている”のも要因のひとつでしょう。一時期ショットバーがはやったことがありましたが、景気が悪くなって会社の空気が殺伐としてくると、格好つけたショットバーよりも、話を聞いてもらえるスナックがちょうどよく感じるのではないでしょうか。

――スナックって、普通の飲み屋と違い、どうも入りにくいイメージがあります。特に「一見さんお断り」「会員制」なんてプレートが下がっていることも多いですし。

宇野 たとえば京都の敷居の高い店など、本当に常連さんしか入れない店もありますが、プレートがあってもたいていは一見さんOKですよ。あれは、泥酔客や様子のオカシイ人が入ってきたときに、ママ(マスター)が断る口実にするため。もちろん、プレートがなければ完全にウェルカムです。

――ほかには、入りやすい店の特徴はありますか?

宇野 ドアが少し開いている店は「中を覗いていいよ」という意思表示だから、初心者の女性向けですね。ボッタクリをやっているような怪しい店は、たいていガッチリ閉まっていたり、すごく暗かったり、ドアを開けてもひと目で店内の奥が見えない構造になっています。

 あとは、まず大前提として、入り口がキレイな店がいいですね。掃除が行き届いてる店は、ママ(マスター)がきっちりしていますから店内も綺麗です。逆に汚い店は店内も汚いですから気持ちよく飲めません。路面店で植木や花がいつも枯れずに飾ってある店は、すごくいいです。「客を喜ばせたい」という気持ちをいつも持っている優しいママの店であることが多いです。

 そう、スナックママは客を毒舌で叱るドS系と、ほんわか系に分かれるんですが、そういった見分け方にもなりますね。

――ドS系ママはどんな店構えなんですか?

宇野 たとえば店の看板が黒ベースに白字とか、その逆とか。シンプルで男っぽい雰囲気です。ちなみに、マスターの店はそんな感じですね。さらにカラオケメインなら店名に「♪」がついていることが多いですが、そういう店は安心で低料金のケースも。アットホームで和気あいあいとしています。

――ほかにも、外観だけでイイ店か判断するポイントが知りたいです。

宇野 まずは、扉は古くないのに取っ手部分だけ擦れていること。多くの人が入っている優良店の証です。そして店の前におしぼりが置いてあることがありますが、店が狭いのにおしぼりがたんまり置いてある店は、何かにつけておしぼりを出してくれるという気遣いがうまい店の証拠です。

 あとは店頭の空き瓶も要チェック。瓶ビールの大や中、焼酎やウイスキーなどまんべんなく置いてあれば、“普通”の営業をしている店です。でも、小瓶がたくさん置いてあったら要注意。

場末上等!

しぃちゃん

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