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田中みな実公式プロフィールより
 フリーアナウンサーの田中みな実がオリエンタルラジオの藤森慎吾と破局した。ぶりっ子女子アナと、チャラ男の組み合わせは、近年、まれに見る低好感度カップルで、破局と聞いても、誰も「残念!」とコメントをしていない。そもそも、なぜ、このふたりは交際していたのか。田中みな実という日本史上まれにみる嫌われキャラ女は、フリーになって以来パっとせず、さらに、チャラ男に捨てられ、どこに向かうのだろうか。


■加藤夏希や上野樹里との共通点

 芸能に詳しいコラムニストの亀井百合子さんは、田中が藤森と交際し出した時に不思議に感じたという。

「計算高い田中みな実が、どうして藤森と付き合うのか。チャラ男と付き合ってもメリットがないのに。もっとステイタスの高い男を選びそうなのに」

 過去にも「どうして藤森と付き合う?」と言われた女は何人もいた。彼がプレイボーイとしての地位を確立したのは、母親が息子の自宅で加藤夏希や上野樹里と遭遇したと暴露したからだ。ふたりとも名の通った女優である。母親も「うちの息子でいいの?」と加藤に訊いてしまったほどだ。

 どうして、人気女優たちは藤森と交際してしまったのか。それは彼女たちに玉の輿願望がなかったからだ。若手で実績のある女優は、自分のキャリアを積んでいくことしか考えていない。あくまでも自分が中心で、実力で上に昇っていきたいのだ。

 何十年も前になるが、佐久間良子が平幹二朗と離婚した時に、「佐久間さんの台本の上に、平さんが自分の台本を置いた。それが佐久間さんは我慢できなかった」という趣旨のコメントをする関係者がいた。米倉涼子も雑誌インタビューで結婚について聞かれると、「私は男性を立てられない」という旨を話していた。求めるのは、自分を立ててくれる男であって、ステイタスを上げてくれる王子様ではない。

 若手女優たちが目指すのは、米倉涼子のような「数字が獲れる主演女優」であって、歌舞伎役者との交際でブログのアクセス数を増やす藤原紀香ではないはずだ。

 そういう誇り高き女優たちを、藤森は口説くのがうまいのだ。チャラ男は女性に優しく、決して、自分が女性より上に立とうとしない。そういう男を好きになった田中は、女優たちと同じで玉の輿願望はゼロなのだといえるだろう。
  
■バリキャリ志向で高すぎるプライド

 『週刊朝日』(朝日新聞出版)の対談記事で、林真理子が「女性アナウンサーが『いいな』と思う生き方って、たとえば高島彩さんみたいな生き方ですか。結婚して子育てもして、みたいな」と訊くと、田中はこう答える。「どうでしょう。私の場合はもっとお仕事がしたいんです。朝の帯番組を生放送でやってから収録ものをやって、そのあと雑誌の連載をやるとか、24時間ずっと働いていたいタイプなんです。だからママアナウンサーのイメージは、いまのところ湧かないんです」

 ここから田中の正直すぎる性格がうかがえる。狡猾な女はこんなにストレートにキャリア志向を語らないので、このコメントは本音であろう。TBSを退社したきっかけは、朝の帯番組『あさチャン!』のMCを夏目三久に取られたからともいわれている。この人は本気で自分の力でアナウンサーとして結果を出したいのだ。結婚や出産といったライフスタイルで自分の付加価値を高めようという玉の輿願望はない。

 なぜ、こういう野心を持つようになったかといえば、それは生育環境が関係するのではないか。田中の姉は、東大から外資系コンサル、そして、現在はIT企業に勤務している。絵に描いたようなバリキャリ経歴であり、そこには「ステイタスのある彼氏」や「子育てと仕事の両立」といったライフスタイルを売りにする上げ底は存在しない。外資系コンサルやIT企業は、結果を出すことが常に求められるシビアなビジネスの世界だ。そこで活躍する姉と同じ家庭で育ったのだから、田中みな実の自意識は「そっち」であっても不思議はない。

 実際、TBS時代に、自分の意見や考えを主張しすぎて上層部と対立したという報道もあった。また、安易に「報道やりたいんです」と頭の悪い発言をしないのは、教育レベルの高さを感じさせる。ちなみに英会話が堪能なことも「そんな人いっぱいいますよ」と言い捨ててしまう。
 
■目指せるのは、和田アキ子的な毒舌司会者か 

 この田中みな実の“意識の高さ”について、亀井さんはこう話す。

「小林麻耶のように30代後半になっても、ぶりっ子キャラを押し通す人もいる。ところが、田中みな実がぶりっ子を封印したのには、“色物じゃないのよ”というプライドが感じられる。それが反発される要因では」

 フリーになって以来、「ブリっ子は演じていただけ。本当の私は違う」と言い続け、ぶりっ子を封印した田中は、空気のような存在に成り下がっている。

 『有吉ジャポン』(TBS系)などで、そつなくアシスタントをこなしているが、それならば局アナにだってできる。テレビ局がわざわざフリーのアナウンサーを使うのは、自社の局アナではできない仕事をしてくれるからだ。今の状態では仕事が減っていくのは目に見えている。

 生き残る道は、ぶりっ子嫌われキャラを復活させ、その路線を極めるしかないだろう。かつて『女子アナの罰』(TBS系)の私物チェック企画で、田中は、同僚の加藤シルビアのトートバッグを「ぞうきんみたいな」と言い、場を盛り上げていた。女子アナというよりもお笑い芸人の域である。この容赦ない毒舌を活かせば、バラエティーのMCも夢ではないかもしれない。

 藤森は破局をきっかけに「チャラ男に戻っちゃうよ」と宣言しているが、田中も負けずに、「チャラ男と別れて、みんなのみな実に復活しました!」と開き直ることを待ち望んでいる視聴者は実は多いのではないだろうか。
(宗田陸)

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