[サイジョの本棚]

『フリークス学園』は“中学の時イケてない芸人”が作った!? 米ポップカルチャーを身近にする『ヤング・アダルトU.S.A.』

――本屋にあまた並ぶ新刊の中から、サイゾーウーマン(サイ女)読者の本棚に入れたい書籍・コミックを紹介します!

■『ヤング・アダルトU.S.A.』(山崎まどか・長谷川町蔵、DU BOOKS)

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 日本人にとって、“最も身近な外国”の1つといえるアメリカ。『glee/グリー』『トワイライト』『アメリカン・アイドル』といった映画やドラマ、オーディション番組のみならず、ヤングアダルト小説やアイドルまで、ジャンルの壁を越えて「アメリカの思春期」を表現した膨大なポップカルチャーの変遷を追っている一冊が『ヤング・アダルトU.S.A.』だ。

 スクールカーストの実情、出身地方や大学のパブリックイメージ、ティーンの恋愛と経済状況。海外作品を楽しむ時、日本人にはいまいちピンと来ない細かなニュアンスや、政治や宗教的な背景が壁になることがある。

 本作では、「(『フリークス学園』というドラマは)『アメトーーク!』の“中学の時イケてなかった芸人”の出演者たちがクリエイター側に回ったようなドラマ」「『グイド』『グイデット』って呼ばれているイタリア系のガラの悪い奴らは、日本のヤンキーとめっちゃ親和性が高い」など、著者2人の豊富な知識に支えられたユーモアある解釈で、そんな引っかかりが取り払われていく。そして、日本とは異なる文化背景の中で、それでも私たちと同じように悩み生きる人々の姿が、いちだんと鮮やかに、身近に見えてくるのだ。

 そんな実像が見えてくることで、作品への理解が深まると同時に、“自由で豪快な米国”が抱えるデリケートな側面も見えてくる。もともとの作品ファンはもちろん、「米国のポップカルチャーは大味で合わない」と固定イメージを持っている人にも薦めたい。

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