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フリュー株式会社・稲垣涼子氏インタビュー【前編】

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“美人目ヂカラ”で人気を博した2007年登場の「美人‐プレミアム‐」

 “プリクラ”誕生から20年。ブームは廃れることなく、若い女性のエンターテイメントツールとして、また日本の“カワイイ”文化の1つとして定着した。

 プリクラ(以下プリ機、またはプリ)が誕生した1995年当時は、友達との記念撮影目的で多く利用されていたが、ほどなくらくがき機能が登場し、全身(ひざ下まで)が撮影できるようになるなど、遊び方や用途の幅が広がっていった。2000年代に入ると、ユーザーがカメラの位置を動かしたり、撮影ブースにソファが設置されたり、また持参したアイドルの写真を取り込んで一緒に撮る、象の背中に乗っているように見せるといった合成機能も発達。さらには、ケータイの普及に伴い、2000年頃から、ケータイに画像が転送できるようにもなった。

 そして、何より大きな進化を遂げたのは、写りの仕上がりである。99年頃から美白機能が搭載され、ストロボで鼻や口が飛ぶほど肌を白く撮影できるようになった。肌だけでなく、目を大きくする画像処理も今ではすっかり一般的だ。

 業界シェア70%(※)を誇るフリューのプリントシール機事業部 企画部 部長・稲垣涼子さんは、次のように語る。

「07年に登場した当社の『美人‐プレミアム‐』は、“美人目ヂカラ”というコピーで訴求し、大ヒット。当時、読モブームで、つけま、カラコンが流行した頃です。以降、目が大きいことがプリ機の代名詞のようになり、女の子が求めることを叶えていくとどんどん目が大きくなり、このままいったら顔からはみ出してしまうのではないかというくらいになりました」

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ナチュラルな仕上がりを打ち出した「LADY BY TOKYO」(11年)

 11年、転機が訪れる。そういった不自然な画像処理からの脱却である。

「“新・極上ナチュラル”と称してナチュラルな仕上がりを打ち出した機種『LADY BY TOKYO(レディ バイ トウキョウ)』を発表しました。不自然と感じられる画像処理で“盛る”のではなく、写真スタジオで撮影したかのように自然で繊細な仕上がりを提案したことで、プリ業界では革命と言われる機種となりました。また、それまで暗黙の了解だった“画像処理”も女の子たちにとって当たり前のものになってきたとして、自分の好みで目の大きさなどを選べるようにしていきました。そこから“小顔感”や“目の形”など撮影者が選択できる項目も増え、14年以降はさらに進んで、お砂糖系、エッヂィ系など、ユーザーが好きな雰囲気で機種を選ぶ時代になりました」

 プリ機は、機械まかせで「とにかく盛る」時代を経て、自分の好みに合わせて細かく設定を選び、「なりたい自分になる」という欲望を叶えるツールになったのである。

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