【連載】プウ美ねえさんのエプロンメモ

「先輩に男性を紹介したい」既婚女性へ! 見極めるべき“善意”と“余計なお世話”の境界線

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(C)熊田プウ助

家族関係、恋愛、夫婦関係、仕事、結婚、介護、人生……サイ女読者のお悩みに“プウ美ねえさん”こと熊田プウ助が、いつもそばに置いておきたい“エプロンメモ”とともに回答します。

【今月のお悩み】
「異性を紹介するのは、余計なお世話でしょうか?」
 会社の同僚に異性を紹介するのはおせっかいでしょうか? 会社の先輩(女性)に、主人の友達(男性)を紹介したいと思っています。先輩からは「良い人いたら紹介して」などとは頼まれていませんが、主人の友達からは頼まれている状態です。先輩とはプライベートな付き合いはありませんが、5年間一緒に仕事をしており人柄は知っています。2人とも魅力的な人で年齢も近いのでぜひ引き合せてみたいと思っているのですが、先輩に恋人の有無を確認して(多分いない)、その後紹介を提案するのは余計なお世話でしょうか? 世の中には異性愛者、同性愛者や独身主義などパートナーについていろいろな嗜好がありますから、頼まれてもいないに異性を紹介するのは、その提案だけであっても私の価値観の押し付けになるような気もしています。 なお、私は今年いっぱいで職場を退職予定です。(たまごやきさん、30歳)

【プウ美ねえさんの回答】
 退職前に先輩を動揺させたいとか、恥をかかせたいとかの、意趣返しの計画かと勘ぐってしまいましたが(プウ美ねえさんは心根がねじまがっていますよ)、善意からの思いつきであると信じてお答えする事にします。

 おねえさんはよく「ひとりで長くすごしすぎたわ」とか「出会いを探すのも億劫」などと発言しますが、「こんな状況でも楽しんで生きてるのよ」というアピールにほかなりません。なので「パートナーを捜すために努力しているの?」とお説教されたり、「じゃあこんど飲みにいきましょう、いつがいい?」などとセッティングされると大変面倒くさいものです。無用なものを押しつけられるのはとても負担ですから、そこの見極めは、たいせつです。

 ご相談を読むかぎり、5年も一緒に仕事をして恋人の有無を知らないのは、少々コミュニケーション不足かもしれません。あなたは、本当にその先輩が好きで、仲良くなりたいと思っていますか? もしそうだとしても、とつぜん恋人をあてがうのではなく、美味しいお菓子や、しゃれたハンカチーフを贈るとか(先輩の誕生日は知っていますか?)、仲間内の飲み会にさそうとか、一緒にアイドルのコンサートを見に行くとかして、反応を見るのもテですよ。そのうえで「たまごやきちゃんとは趣味が合うわ」と言ってもらった場合にかぎって、「先輩に合いそうな男、用意しますぜ」と言ってよいと思います。もし紹介にこぎつけても、「こんな醜男があたしに合うと思ったのか」とキレられたり、男性側からNGが出てあなたが逆恨みされる、という可能性も忘れませんように(おねえさんは心根が……)。

【今月のエプロンメモ】
もしおねえさんが恋人のいるホモから男を紹介されたら、「あんた、自分のパートナーよりその男をブスだと思ってるよね? 要らないからこっちに回すんだよね?」と、とりあえず難癖をつけると思います。もらって嬉しいのは、やはり、お菓子か、ハンカチーフです。

熊田プウ助(くまだ・ぷうすけ)
1969年生まれ、ゲイ漫画家。都内でひっそりと飼い猫と暮らす日々を描いたエッセイマンガ『本日もおひとりホモ。中年マンガ家生活』(ぶんか社)など、著書多数。8月17日に『GoGo!! おひとりホモ☆』(同)が発売。

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