『ジジィ川柳』発売記念インタビュー

毒蝮三太夫に直撃♪ 「ババァは弾ける、ジジィはイジける」、最近の高齢者事情を教えて!

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「まむちゃん」がサイゾーウーマンに登場だい!

 60~90歳の詠み手を対象にした川柳傑作選『シルバー川柳』シリーズ。今高齢者の間で空前の川柳ブームが到来している。そして今年満を持して“ジジィのジジィによるジジィのための”131句『ジジィ川柳』(河出書房新社)が登場。その一句一句に熱いコメントを寄せているのがご存じ毒蝮三太夫だ。「汚ったねぇババア」と言えば言うほど中高年女性が熱狂する唯一無二の存在である“まむちゃん”に、昨今のジジィ事情とともに炎上とは無縁のその毒舌術を聞いた。

――毒蝮さんが『ジジィ川柳』に携わったきっかけは?

毒蝮三太夫(以下、毒蝮) 俺、このところいつも思ってたんだ。ババァはほっといてもいい。元気だから(笑)。問題はジジィなんだって。ジジィをどうにかせにゃいかんなってね。そういうときに『ジジィ川柳』を出すという流れだったから、オイいいじゃねぇかと。『ババァ川柳』(同)にも関わらせてもらったけど、俺が元々やらなきゃいけないと思ってたのは『ジジィ川柳』の方なんだ。

――「ジジィをどうにかしないと」と思ったのはなぜですか?

毒蝮 この本にも書いたけど「ババァは弾ける、ジジィはイジける」って(笑)。高齢になるとなぜかジジィは家でイジけだす。ラジオでもさ、圧倒的に元気なのはババァなんだよ。ジジィが10人いてババァが1人でもババァの方が元気。この本でなんとかジジィを元気にして、医療費落として、社会に貢献したいと思ってるの。もう厚生大臣の気分(笑)。みんながみんな日野原重明先生(聖路加国際病院名誉院長)みたいにはなれないけど、川柳作るならタダだし、頭の中だけでできるし、脳は活性化されるし、人に喜ばれて笑われて、笑うことによって免疫力は高まって、結果ボケ防止だよ。こんなにいいことないだろう。

――『ジジィ川柳』と『ババァ川柳』の違いはどんなところに感じましたか?

毒蝮 まだね、ジィさんたち言いたいこと言えてないと思うよ。本音を出せてない。この『ジジィ川柳』はきっかけで、これを読んだ人が「俺も言いたい」って思うんじゃないかな。だって雌伏ン十年だもん、ジジィは。戦後からずっとさ、社会が男に本音を言わせなかったんだから。

――言える場所がなかった?

毒蝮 本音を話すことを「カッコ悪い」と思ってたんじゃない? あと俳句や短歌に比べて川柳は「レベルが低い」とされてた節もある。ちょっとプライド高い人たちにとっては「川柳ごときが」みたいな。でもさ、この『ジジィ川柳』、5,000句以上の応募があったの。言ってみりゃそれだけストレスを抱えた人間が多いってことよ。平和でストレスがなかったら、川柳詠もうと思わないもん。高齢者がいかに心の中で「つながってないな」「さみしいな」と感じているか。「この気持ちを吐きださないと何をしでかすかわからない」と思ってる人だっていると思うよ。

いつだって憧れちゃうのは、弾けたババア☆

しぃちゃん

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