2015年7月期ドラマのワースト&ベスト

窪田正孝『デスノート』、福士蒼汰『恋仲』超えの11.6%! 夏ドラマ視聴率ランキング

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『花咲舞が黙ってない』(日本テレビ系)公式サイトより

 『デスノート』『ど根性ガエル』(ともに日本テレビ系)といったn人気漫画の実写ドラマや、歴史的な低視聴率を出したEXILE・AKIRA主演『HEAT』(フジテレビ系)など、話題作が目白押しだった夏ドラマ。『HEAT』以外の作品も軒並み1ケタ台を記録していたが、全話の平均視聴率ではどんな順位となったのか、ベスト&ワースト3位を中心に振り返りたい。

 夏ドラマの平均視聴率でトップに輝いたのは、人気小説家・池井戸潤氏の作品が原作で杏主演の『花咲舞が黙ってない』(日本テレビ系)。昨春放送の第1シリーズも全10話で平均16.0%(ビデオリサーチ調べ、 関東地区/以下同)と好調だった作品だが、第2シリーズの初回視聴率は前回の17.2%からダウンし、14.7%を記録。今期の初回視聴率ランキングでも『デスノート』の16.9%に越され2位となっていたが、7話で15.6%の最高記録を更新するなど人気は安定しており、平均14.5%で1位を奪取した。

 2位は原作・大場つぐみ、漫画・小畑健による人気マンガが原作の『デスノート』で、全11話の平均は11.6%。2006年公開の映画では藤原竜也&松山ケンイチの熱演が話題となったが、ドラマ版は「デスノート」の所有者・夜神月(キラ)を窪田正孝が、そのライバルで名探偵・Lを山崎賢人が演じた。また、今回は主人公の月が「アイドルオタクで平凡な大学生」という設定に変わり、Lも「ナルシストの“俺様キャラ”」のようなキャラクターに。初回視聴率はトップだったものの、2話で12.3%に転落し、3話は8.7%にまで急降下。最終回の視聴率も初回の16.9%を上回ることはなく、14.1%で終了した。

 続いてベスト3位は、福士蒼汰主演の『恋仲』(フジテレビ系)。初回は“月9史上最低”といわれる9.8%を記録したが、2話は9.9%、3話で11.9%と右肩上がりに上昇。中盤では蒼井翔太役の野村周平と金沢公平役の太賀による座談会トークを副音声で放送し、またネット上ではドラマシーンの再現動画が若者世代を中心に流行。結果的に1ケタは1・2話と6話の9.5%のみとなり、全9話の平均は10.7%に。初回視聴率では少年隊・東山紀之主演『刑事7人』(テレビ朝日系)に次ぐ7位となっていたが、3位の松山ケンイチ主演『ど根性ガエル』(日本テレビ系)や唐沢寿明主演『ナポレオンの村』(TBS系)、北川景子主演『探偵の探偵』(フジテレビ系)が失速したことで、全話平均では3位に食い込んだ。

◎『HEAT』以下を記録した『熟年探偵社』
 次は低視聴率で下位になった3作品を見ていこう。ワースト3位は堤真一主演の『リスクの神様』(フジテレビ系)で、全10話の平均は5.0%と“消費税割れ”。堤にとって1999年放送の『ザ・ドクター』(TBS系)以来、16年ぶりの連ドラ主演で、戸田恵梨香、V6・森田剛、古田新太ら演技派キャストが顔を揃えたが、初回から7.0%の大爆死。9話は3.7%にまで落ち、2ケタにのぼることはなかった。

 ワースト2位は初回6.6%を記録した『HEAT』。放送枠は火曜午後10時台で、前クールに放送された稲森いずみ&AKB48・渡辺麻友主演『戦う!書店ガール』も3%台に落ち込んでいた“鬼門”。今期の『HEAT』も2話で3.9%と驚きの低視聴率を叩き出し、6話では2.8%の今世紀ワースト(テレビ東京除いたプライムタイム放送の連続ドラマ中)を記録。全9話の平均は3.8%で、AKIRAだけでなくSMAP・稲垣吾郎、栗山千明、佐藤隆太ら出演者の活動歴にも深い傷がつくほどの大惨敗を喫した。

 そして夏ドラマワースト1位となったのは、高橋克実主演の『僕らプレイボーイズ 熟年探偵社』(テレビ東京)で、全8話の平均は3.6%だった。同作は伊東四朗、石田純一、笹野高史、角野卓造も出演したが、3話は2.6%を記録するなど低迷。この「金曜8時のドラマ」枠は、昨年1月期と今年4月期に放送され、北大路欣也、泉谷しげる、志賀廣太郎出演の『三匹のおっさん』は、ともに初回11%台を獲るなど好評だったものの、全般的に他作品も不調で今年は1月期の山口智充主演『保育探偵25時~花咲慎一郎は眠れない!!~』も、全9話の平均が3.5%で終了していた。

 今期の視聴率を振り返ると、平均2ケタだったのは3位の『恋仲』までで、早くも4位からは1ケタ台に突入。視聴率としては全体的に盛り上がりに欠けるクールだった。最下位となったテレビ東京「金曜8時のドラマ」の10月期は濱田岳主演で西田敏行も出演する話題作『釣りバカ日誌 ~新入社員 浜崎伝助~』だが、視聴率はどうなるだろうか?

【2015年夏ドラマ(午後8~10時台、民放5局)平均視聴率一覧】
1位『花咲舞が黙ってない』(日本テレビ系・水曜午後10時) 全11話/14.5%
2位『デスノート』(日本テレビ系、日曜午後10時30分) 全11話/11.6%
3位『恋仲』(フジテレビ系・月曜午後9時) 全9話/10.7%
4位『刑事7人』(テレビ朝日系、水曜午後9時) 全9話/9.5%
5位『ナポレオンの村』(TBS系・日曜午後9時) 全7話/9.0%
6位『エイジハラスメント』(テレビ朝日系・木曜午後9時) 全9話/8.8%
7位『探偵の探偵』(フジテレビ系・木曜午後10時) 全11話/8.0%
8位『ホテルコンシェルジュ』(TBS系・火曜午後10時) 全10話/7.9%
9位『ど根性ガエル』(日本テレビ系・土曜午後9時) 全10話/7.8%
10位『最強のふたり~京都府警 特別捜査班~』(テレビ朝日系・木曜午後8時) 全8話/7.3%
11位『37.5℃の涙』(TBS系・木曜午後9時) 全10話/6.1%
12位『表参道高校合唱部!』(TBS系・金曜午後10時) 全10話/5.9%
13位『リスクの神様』(フジテレビ系・水曜午後10時) 全10話/5.0%
14位『HEAT』(フジテレビ系・火曜午後10時) 全9話/3.8%
15位『僕らプレイボーイズ 熟年探偵社』(テレビ東京・金曜午後7時58分) 全8話/3.6%

※平均視聴率は単純平均視聴率(全話合計÷放送回数)。小数点第二位以下を四捨五入。

ネット民のツッコミ込みによる三位一体ドラマの夜明けか

しぃちゃん

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