脚本にツッコミ殺到

『まれ』、全話平均19.4%! テーマソング合唱のラストに「感動の押し付け」「ひどい最終回」

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『まれ』(NHK)公式サイトより

 土屋太鳳主演のNHK連続テレビ小説『まれ』が9月26日に最終回を迎え、視聴率は21.8%(ビデオリサーチ調べ、関東地区/以下同)を記録した。3月30日~9月26日までの全156回の平均は19.4%となり、2012年後期に放送された夏菜主演『純と愛』(17.1%)以来、5作ぶりに平均20%を割ってしまった。

 『まれ』は、“ダメ親父”である津村徹(大泉洋)の影響で“夢嫌い”になってしまったヒロイン・希(土屋)が世界一のパティシエを目指す物語。「地道にコツコツ」がモットーのため公務員として働き始めたものの、夢があきらめられずにカリスマパティシエ・池畑大悟(小日向文世)がオーナーを務める横浜のフランス菓子店に弟子入り。横浜と津村家の第二の故郷・能登を舞台に、希を取り巻く周囲の人間模様が描かれたが、ストーリーが進むにつれて、視聴者からはシビアな反応が漏れ、8月中旬には7週連続で20%の“大台割れ”となっていた。

 横浜編でのパティシエ修行から一転、希は夫・紺谷圭太(山崎賢人)の塗師屋のピンチを救うため、パティシエを休業して能登で女将修行に専念することに。一方の父・徹はやっと作った会社が金銭トラブルにより経営が厳しくなり、自己破産。希や徹たちは能登の生活で幸せを取り戻すも、報復を決意したかつての従業員から脅迫を受けた徹が家族の前から姿を消してしまうシリアスな展開を迎え、「ネット上では『鬱展開』『朝から重い』といった声があふれていました」(芸能ライター)という。

「結局、希は能登で双子を出産し、子育てに追われながらも自分のお店を持ってケーキ作りに奮闘。最終週は『能登には戻れない』と、8年間も頑なに帰って来なかった父・徹が、希のパティシエコンクール出場や、希&圭太が9年越しに披露宴を行うことを知り、あっさり能登へ帰省。失踪中はどう過ごしていたのかなどは描かれずに、家族や地元の仲間達と合流していました。そして最終回は、メインキャストでテーマ曲『希空~まれぞら~』を合唱するというラスト。視聴者からは『ひどい最終回だった』『いろいろご都合主義。急な感動の押し付け』『やっと終わってくれた』など、酷評が目立っていました」(同)

 同作の脚本は06年放送の山下智久主演『クロサギ』、10年放送のKAT‐TUN・亀梨和也主演『ヤマトナデシコ七変化』(ともにTBS系)などを手がけた篠崎絵里子が担当したが、今作では主人公が「結局、世界一にならず中途半端」という批判や、ヒロインの心情やストーリーの矛盾を指摘する声も続出。13年前期からの能年玲奈主演『あまちゃん』(20.6%)、杏主演『ごちそうさん』(22.3%)、吉高由里子主演『花子とアン』(22.6%)、玉山鉄二&シャーロット・ケイト・フォックス主演『マッサン』(21.1%)と続いた大台超えが途切れてしまった。

「4月6日からBS プレミアムで『あまちゃん』の再放送が始まり、『まれ』に落胆した朝ドラファンの関心は『あまちゃん』に集中してしまったようです。今回の視聴率発表でも『話に一貫性がなく、結局何を伝えたいのかわからない話だった』『あの内容でよく19%も取った』という声が出ていました」(同)

 9月28日からスタートした波留主演『あさが来た』は「朝ドラ初の時代劇」や、主題歌「365日の紙飛行機」をAKB48が担当していることでも話題に。11月26日放送の第52回からはジャニーズWEST・桐山照史も、あさの夫・新次郎(玉木宏)の弟、白岡榮三郎役で登場するが、こちらの視聴率・評判はどうなるのだろうか?

朝のツッコミ大会もこれにて終了

しぃちゃん

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