今井舞の「週刊ヒトコト斬り」

加山雄三『ゆうゆう散歩』終了の理由で知る、若大将の悠々すぎる余生

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人生勝ち逃げって感じよね~

――毒舌コラムニスト・今井舞が、話題のアノ人物やアノニュースをズバッとヒトコトで斬り捨てる!

◎視聴率急上昇の予感
 加山雄三の『若大将のゆうゆう散歩』(テレビ朝日系)が9月で終了、後任は高田純次との報道が。庶民と温かく触れ合う地井武男さんから、加山雄三の殿様オラオラロケへの落差には空しさしかなかったが。高田純次とはありがたい。『高田純次のアジアぷらぷら』(BS12)はどうなるんだろうか。

 それはともかく、『ゆうゆう散歩』終了は、てっきり加山雄三に対するいろんな×(視聴者の評判が今ひとつ、態度が悪いetc.)の結果だとばかり思っていたが。「自然エネルギーだけで航行する災害救助船を、80歳までに完成させるという夢のため」らしい。加山雄三にそんな妄大な夢があったとは知らなんだ。毎年行っていた全国ツアーも今年で終えて専念するとか。いよいよか。幸せだなぁ。

◎沙保里の背中にかかる期待
 澤穂希、結婚。ま、谷亮子の時の衝撃とはレベルが違うが。発表後の予定外の夫の会見も含め、墨痕鮮やかに「さすが澤」を上書きした印象である。

 後顧の憂いは吉田沙保里。何かこう、皆で「澤にあって、吉田に欠けているもの」を考えてしまうわけである。谷亮子的な嗜好だけはふんだんに見て取れる吉田。五輪4連覇と違って、努力の方向が五里霧中であるが。頑張ってくれとしか言いようがない。夢は、叶う。のか。

◎演歌カセットテープと相性良し
 先日、長野県のダイソーで、AV売ってるのを見つけて腰が抜けた。村西とおる監督のヤツ。台所用品の隣にいきなり、手焼きみたいなDVDで。

 有名どころの女優のはないが、「小林さち子」とか「竹田ひろ子」とか全部主演者名入りで。小林さち子て。いやー。出演してた娘さんたちも、まさか20年以上たってまた主演作品が出回るとは、それも100均で売られるとは、夢にも思ってなかったんじゃないだろうか。一応「この商品は200円です」のシール貼ってあったけど。

 と、つい小林さち子たちの身の上を案じてしまったが。デカデカと印刷されている顔写真を見て、杞憂とわかった。当時の映像から拾ってるもんで、ありえないほど粒子が荒く、どアップなのに誰だかサッパリわからない。小林さち子も竹田ひろ子もひと安心。だから誰だ。

 あー。数日たっても「100均でAV」のインパクトが頭から離れない。今後撤収されるかもしれないしな。今のうち買っとくか。マジで。

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今井舞(いまい・まい)
週刊誌などを中心に活躍するライター。皮肉たっぷりの芸能人・テレビ批評が人気を集めている。著書に『女性タレント・ミシュラン』(情報センター出版局)、近著に『気になる「あそこ」見聞録』(新潮社)がある。

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