ワークアウトDVDも愛用中

激やせの原因はこれ? エミネムが薬物断ちの果てに、ワークアウト中毒になっていた

2015/08/05 18:00

 「リハビリを終え、オレは減量をしなくちゃならなかった。でも、同時に薬断ちも続けなくちゃならない。薬を大量に飲まないと眠れなくなっていたからね。で、オレは走ることにしたんだ。走ると脳内からエンドルフィンが出てナチュラルにハイになれて、眠れるようになる。完璧だと思ったね」「多くの人が運動によりいろいろな依存症を克服するけど、運動中毒になることでほかの依存症を断ち切るってことなんだ」と、走ることで薬物依存を克服できたと明かした。

 だが、「オレの脳は依存を求める傾向にあるからさ、たちまち運動中毒になっちまった」そうで、「ハムスターみたく、アホみたく走り回るようになってさ。ランニングマシンで毎日27キロも走るようになったんだ」「朝起きて、スタジオ入りする前に1時間で13.6キロ走る。カロリーへの強迫観念もひどくなり、毎日2,000キロカロリーを消費しなきゃいけない! と自分自身にノルマを課すようになった」と告白。「最終的に体重は67.5キロまで減ったね」と目標達成したものの、「走りまくったせいで、股関節屈筋が引き裂かれてしまった」と大けがをするほど運動したと明かした。

 無理は禁物だと身をもって知ったエミネムだが、激しい運動をやめられず、その後は有名振付師のワークアウトDVDを流しながらエクササイズをするようになったとのこと。「この手のDVDってダサいけど、オレはテレビから怒鳴りつけて意識を上げてくれる人が必要なんだ。エンタテインメントとしてもなかなか面白いしね」と語った。

 「朝起きてスタジオ入りする前に、家でワークアウトをする。ウェイトを使ってね。今じゃ、DVDを停止しなくても全課程をできるようになったよ。懸垂もするぜ。つらいけど、絶対にやる。記録もつけてるんだ。まるで取り憑かれているようにね」とも明かし、「もし、遊びまくって5日間くらいサボったとしたら、振り出しに戻るような気がする」ためにつらい運動を続けていると語り、重度の強迫観念に取りつかれていることが浮き彫りとなった形だ。

 05年には交通事故での死亡説と「今のエミネムは、実は影武者」「いや、クローン」といった都市伝説が流れるなど、実はゴシップの的にされやすいエミネム。今回の運動中毒ネタも、ゴシップネタにされそうである。師匠のような存在であるドクター・ドレーも、ぽっちゃりボディをマッチョに変身させたために、ステロイド使用疑惑が持たれているが、エミネムもこのままワークアウトを続ければ、とんでもないほどマッチョになってしまう可能性も。今後どのような肉体的進化を遂げるのか、生あたたかく見守っていきたい。

最終更新:2015/08/05 18:00
Marshall Mathers Lp3
中年男性のマッチョ化ってこういうことだったんだ!
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