シングルマザーが恋愛に対して慎重になっちゃうワケ

「由佳子さん、もしかしてまだ○○大学(都内某お坊ちゃま大学)に憧れてる?」

以前、ある人にそんな質問をされました。でも、違うんです。

「まだ、元カレのヒロトを引きずっている」が正解です。

沖縄出身の元カレ・ヒロトは、東京の某お坊ちゃま大学に進学し、某有名NPOにインターンとして参加して、キラキラしたベンチャー企業に就職しました。その後退職して沖縄に一時帰省しているときに私たちは出逢いました。しかし、元カレさんはすぐに東京で再就職を決め、東京に行ってしまったのです。

さて、今回は元カレを引きずっている話……じゃなかった!!! 私、シングルマザー女子大生・上原由佳子の「恋愛事情」について書いてみたいと思います★

◎私、高望みしすぎなの?

まずは読者の皆様に質問です。シングルグルマザー・ファザーとお付き合いできますか? また、結婚を考えられますか?

私の身の周りにいる男友達の中には「付き合えるし、結婚できる」と答えるひとも居れば、「セフレなら良いけど、付き合えないし、結婚は絶対にムリ!!」と、聞いてもないのに自分の価値観を披露してくれる人もいます(笑)。

私の恋愛運が絶対的に無いだけかもしれませんが、シングルマザーになった私に言いよってくる男性は後者の方が多い。「寂しいんでしょ? 俺が構ってあげるよ。でも、君との未来は無いからね」と言わんばかりに、身体の関係だけを求めてきます。正直なところ……ウザいですし、気持ち悪いです♡

「ウザいし、キモい!!」とはいえ、私自身、その手の男性に引っかかったことがあります(爆笑)。それがヒロトくんの前に付き合っていた、あつしくんなのです。

当時、沖縄と東京を度々往復していた私。なんとなくノリで始めたシングルマザーの当事者団体での活動内容を理解してくれたのがあつしくんでした。あれは確か、高校に入学して1年目の冬、当時23歳だった上原の周りには、NPOで活動している人もいなければ、NPOが何なのかさえわかっていない人ばかりだったので、彼がとても魅力的に写ったのです。いま思い返すと、都内某有名大学の大学院生で、貧困研究に近いことをしていた彼が、シングルマザーの当事者団体での活動を理解できない方がオカシイのですが(苦笑)。

で、私は理解を示してくれて、寂しさや虚しさを埋めてくれる彼に惚れちゃうわけです。いや〜まさに「理解という名の愛が欲しい」ってやつです。寂しがりやで構ってちゃんの上原は、あつしくんの研究のために、対象となりそうな人を紹介したり新聞の過去記事を探して送ったりしていました。私、健気だな!! ……いや、今考えると研究対象くらい自分で探せよって話なのですが(苦笑)。

そんな私の思いに反して彼は研究対象である私の友人に「由佳子はオレの学歴が好きなんだ」と話していたそうです(笑)。なんかもう、一瞬にして魔法が解けた気分になりました。私は学歴ナルシストに惚れていたのかと、恥ずかしくて消えたくなりました★

そんなあつしくんの決め台詞を紹介しましょう。

「人は同じレベルの人間同士じゃないと恋愛関係になれないんだよ。由佳子は高望みしすぎ!!!」

……ああ、ようするに都内の某有名大学院で大学院生をしていた彼と地方の夜間の定時制高校生だった上原とでは、釣り合わないと解釈してよろしいのですね。上原は気付きました。こやつは、「寂しいんでしょ? 俺が構ってあげるよ。でも、君との未来は無いからね」と言わんばかりに、身体の関係だけを求めてくるタイプの男性だということに!!!

◎恋愛するのだって時間がいるんだよ

ひとり親に対してネガティブなイメージを持っている人も少なくないと思います。例えば、「だらしない」とか、「計画性がない」だとか……。もちろん、「ひとり親とは付き合えない」という考えを否定するつもりは一切ありません。しかし、ひとりで子育てをして、ひとりで責任を背負うと誰かに頼りたくなることもあります。寂しい。怖い。苦しい。暗澹たる思いに打ちのめされそうにながらも、日々、前を向いて生きているんです。

ひとり親が抱える問題のひとつとして「時間の貧困」が挙げられます。育児も就労もひとりでやらなくてはいけないひとり親は、どうしても「時間」がたりなくなってしまう。そして、恋愛するにも「時間」が必要です。その貴重な時間を使い、安らぎを求めているにもかかわらず、最初から「未来は無い」と思われていたと知った瞬間の絶望感は、流石に堪え難いものがあります。相手には関係ない話かもしれませんが、自分の行いが間接的に子どもにも影響を与えていることくらいは想定しないといけないはずです。まあ、今の上原は恋愛氷河期ですし、好きな人すらいないんだけど……(涙)。

上原が元カレのヒロトを引きずっている理由は、彼が結婚を考えてくれていたからです(白目)。一緒に過ごした時間や温もり、ヒロトの優しさがどうしても忘れられません(涙)。

いまとなっては電話にすら出てくれないけど、「あの時間に戻れないかな?」「ヒロトに愛されたい!!」とか、「ヒロトの膝の上に座りたい!!」とか。キモいという自覚はあるのですが、そんなことを日々考えてしまいます(笑)。

……というわけで! 上原から感じられるらしい都内某お坊ちゃま大学への憧れは、元カレへの未練でしかありません! 再婚や結婚生活への単なる憧れで、進学先の大学に満足しています★

上原由佳子(うえはら・ゆかこ)
1988年生まれ。沖縄県在住。女子力の欠片もなさを小学1年生の娘ちゃんから指摘される、どうしようもない系アラサー女子。twitter@yu756ka

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