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「便乗商法えげつない」嵐ファンの聖地・大野神社、メンバー柄バウムクーヘン販売で批判

2015/07/29 08:00
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ちなみに、ちょっとはぼくにお金入るんですかね?

 嵐・大野智の名字と同じということでファンに知られる滋賀県栗東市の「大野神社」が、7月31日に喫茶コーナー兼売店「大野cafeアプリ」をオープンさせることが明らかになった。参拝者数が減少したため「何か新しいことを」として実現した試みというが、嵐ファンを取り込もうとする同所の“便乗商法”には「えげつない」といった批判が噴出している。

 大野神社は神社名に加え、禰宜(ねぎ)を務める大宮聡さんの名前からも大野と二宮和也のユニット名「大宮SK」が感じられると、嵐ファンにその存在が浸透。全国からファンが訪れる“聖地”として、2013年頃からメディアに登場する機会が増えていった。

「13年3月には、大野神社で嵐メンバーのイメージカラーに合わせた5色のお守りを用意していることを一部メディアが取り上げ、嵐ファンの“神社めぐり”に火がつきました。ほかにも嵐メンバーの名前が入った大阪府堺市南の桜井神社、兵庫県神戸市の二宮神社、京都府城陽市の松本神社には、コンサートの当選祈願などで各所にファンが詰め掛けていると話題になりました」(ジャニーズに詳しい記者)

 そんな大野神社は、今月31日から神社の境内に喫茶スペースをオープン。栗東芸術文化会館SAKIRA内のカフェ「アプリ」と共同開発した「大野バウム」と呼ばれるバウムクーヘンなどを販売するそうで、境内に喫茶店を設置するのは県内の神社でも珍しい例という。26日付の京都新聞によれば、嵐ファンに注目されたことで昨年度は約20万人もの人が同所を訪れたものの、参拝者が減少し始めたため、喫茶コーナーの開店を計画。禰宜の大宮さんは「ブームはきっかけ。このチャンスを生かしていきたい」と意気込んでいるという。

 しかし、今回のカフェオープンにあたって一部の嵐ファンからは「とうとう大野カフェまで作った」などと呆れた声が上がるとともに、以前から発売されていた大野バウムについても問題視されている。大野バウムのパッケージは全5種類で、青で模様が描かれた「大野神社ご神紋柄」をはじめ、黄色の「宮柄」、「桜柄」(赤)、「松柄」(紫)、「葉柄」(緑)と、他4種類も嵐の名前とメンバーカラーを彷彿とさせるものになっている。

「恐らく相葉雅紀のイメージで作られた葉柄の緑は妥当ですが、松の柄で紫だったり、鳥居の模様(宮柄)で黄色なのは『苦しい』『不自然』という指摘も。ファンが勝手に参拝する分には仕方ないにしても、神社側が乗っかることに否定的なファンも多く、『大野神社、商魂たくましい』『滋賀の大野神社さん、どんどん嵐のこと利用してる感じ。バウムクーヘン売ったり、境内にカフェとかどうかと思う』『便乗商法やりすぎじゃない?』と、ブーイングが起こっています。昨年12月の京都新聞では、嵐ファンでもあるカフェ『アプリ』のオーナーが大野神社の大宮さんに『一緒に栗東を盛り上げよう』と話を持ち掛けてバウムクーヘン作りが実現したと紹介されており、嵐に掛けた商品を展開していることは明白でしょう」(同)

 今回の一件でファンからは「バウムクーヘン、カフェと来たら次は何をしてお金稼ぐのかな」との皮肉も出てしまっている「大野神社」。本来は神聖な場所だけに、多くの人の反感を買うような事態は避けてほしいものだが……。

最終更新:2015/07/29 08:00

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