サイ女の「文壇ゴシップ劇場」

「又吉被害者の会発足?」ピース・又吉直樹の芥川賞フィーバーに唇を噛む2人の受賞作家

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初のセンター獲得に感極まるまったん

 ピース・又吉直樹の受賞でいつになく盛り上がった第153回芥川賞。その又吉フィーバーの陰に隠れてほとんど注目を浴びていないのが、芥川賞の“又吉じゃない方”こと羽田圭介と、同時発表の第153回直木賞を受賞した東山彰良だ。

 羽田は17歳のときに第40回文藝賞を受賞。それから約12年、コツコツと書き続けてこれまで3度芥川賞候補に。4度目の今回、『スクラップ・アンド・ビルド』(文藝春秋)でついに同賞を受賞した。東山は台湾出身。2002年に「第1回このミステリーがすごい!大賞」で銀賞と読者賞を受賞しデビュー。根強いファンを多く持つ実力派で、直木賞受賞作『流』(講談社)は、選考委員の北方謙三から「20年に一度と言っても過言ではない作品」と称賛された。

「2人を知る編集者間では、又吉ばかりが取り上げられて、2人が脚光を浴びない現状について、『かわいそう』といった声が上がっています。芥川賞と直木賞発表翌週の『週刊文春』(文藝春秋)は、グラビア特集含め10ページ以上又吉に割いているのに、羽田についてはほとんど触れていません。羽田だって、文藝春秋発行の『文學界』で発表した作品で受賞したのに……。非情なものです」(文芸編集者)

 受賞発表直後に行われた会見でも、羽田と東山には「又吉の受賞についてどう思うか?」という質問が浴びせられた。羽田は、「メディアでお勧めしていた本が受賞して本当によかったです」、東山も「盛り上がって非常によかった。直木賞にもついでに注目していただければ丸儲けですね」と、そろってオトナの対応を見せていたが、胸中は穏やかではないだろう。

「東山の『流』は、直木賞へのノミネートが決まる以前から、講談社が大勝負を仕掛けていた作品。通常であれば、初版5,000部程度のところ、異例の5万部でスタートしていましたからね。思惑通り直木賞を受賞したことに、講談社は大喜びしていますが、本音としてはもっと大々的に扱ってほしいとやきもきしているようです。東山より、もっと危機的状況なのが羽田です。“芥川賞は退職金”といわれるほど、受賞直後が一番の売り時なのに、『火花』の陰に隠れて完全にそれを逃しそう。羽田の周辺では、『こんな状態になるのなら、今回は獲らない方がよかった』とまで言う者もいます」(同)

 10年、第144回芥川賞を朝吹真理子と西村賢太の“美女と野獣”コンビが同時受賞した際も、同直木賞を受賞した道尾秀介がほとんど報道で扱われなかった。「道尾は、“西村・朝吹被害者の会”を自ら結成していたので、羽田と東山による“又吉被害者の会”発足も近いかも(笑)」(同)と言われているだけに、2人の今後には要注目だ。

「頼むから売れてくれ!」と担当編集の声なき声が聞こえる

しぃちゃん

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