[女性誌速攻レビュー]「Gina」7月号

「ドMのブサイク男」を推奨し、目標は「ベッカム一家」とのたまう「Gina」の不一致

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「Gina」(ぶんか社)7月号

 最近、急上昇人気ワードの「高見せ」ですが、「Gina」(ぶんか社)7月号でも「高く見える服と、高く見せるテクニック!」なんて特集が組まれていました。しかし、なぜ「高く」見せたいのか? 安い服を高く見せようなんて、いかんせん無理があるのでは……と、疑問に思っていた筆者の心に応えるかのように、特集のリードにこんな言葉がありました。「Gina世代になるとただのカジュアルでは物足りなくて、+αの大人のカジュアル感が必要なんです。そこで大切なのが『高見え』というキーワード」。つまり、「+αのカジュアル感が必要なんだけど、そんなお金ないですよね? だから、大切なのは服を高そうに見せるテクニック」ということでは。なんだ、ただお金が足りないからってことか!

 ジーナガールの「おしゃれに見られたいぃぃぃ!」というほとばしる熱い思いはわかるようになったのですが、「高く見られたい」という願望はなんだかしっくりこない。「Gina」は高く見えることよりも、おしゃれを楽しむことを大事にすればいいじゃないか!

<トピックス>
◎高く見える服と、高く見せるテクニック!
◎休日だってリア充(ハート)なシティガール
◎カップルだってセレブがお手本!

■これからの負け美女を語ろう
 犬山紙子さんの連載「悲しき負け美女の口癖」。毎号毎号この企画に突っ込みを入れているんですが、今回もお付き合いください。過去2号にわたって展開されたスペシャル対談の最終回にあたる今回、登場したゲストはドランクドラゴン・鈴木拓さんです。

 既婚者の鈴木さんは、独身の相方・塚地さんを「負け豚」と軽快にこき下ろし、また同じく既婚の犬山さんと「負け美女」の分析を繰り広げました。そして導かれた「負け美女」が男ウケ・結婚するためのアドバイスは、「ドMでブサイクでいい人(笑)。だからそれを囲って自分で育てるみたいなのが僕は楽しいと思います」というもの。いや、好きになってしまった人がたまたま、「ブサイク(でいい人)」だったならいいと思いますが、最初から「ドMでブサイクでいい人」を狙っていこう! ということですか? しかも“育てる”必要があるなんて……。育つ気がしないし!

 思い返せば、3回連続のこのスペシャル対談、1回目ゲストは犬山さんのお友達の負け美女軍、2回目ゲストは保田圭さん、そして3回目は鈴木拓さんでした。2回目で保田さんが出てきたとき、どういう方向性の連載なのか戸惑いが隠せませんでしたが、終わってみて思ったことは、「保田さんは布石だったのか……!」ということ。1回目のお友達との覆面対談で、「負け美女」の男関係の現実が語られ、2回目の保田さんが、自分の体験から「結婚したいなら変わらなきゃ(駄目だよ)!!」という危機感を呼びかけ、そして、鈴木さんが、「(変わるだけじゃ駄目だよ。そのうえ)こんなニッチな分野狙うしかないよ」と戦う市場の提案を。間違っても2回目ゲストは、佐田真由美さんや岩堀せりさんではないのですよ。3回目ゲストも向井理さんではないんです。あこがれの人ではなく、なりたくない人・下に見てる人が語る内容だから現実感が出るのかもしれません。

アパレル業界のおしゃれ夫婦信仰は根深い

しぃちゃん

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