今井舞の「週刊ヒトコト斬り」

『ラストコップ』番宣で、おふざけ言動を1人続ける唐沢寿明が教えてくれたこと

――毒舌コラムニスト・今井舞が、話題のアノ人物やアノニュースをズバッとヒトコトで斬り捨てる!

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『THE LAST COP/ラストコップ』(日本テレビ系)公式サイトより


◎昭和様式美を守る男
 主演ドラマ『THE LAST COP/ラストコップ』(日本テレビ系)番宣のため、ダブル主演の窪田正孝と2人で、生放送の情報番組をハシゴしていた唐沢寿明。ずーっと例のおふざけモード。窪田正孝に対して「酒飲まないんだよコイツ」とつまんなそうに言い放ったりする。その価値観と振る舞いは、完全に昭和のそれ。

 対して「炭酸でいくらでも付き合いますって!」といなし上手の窪田。「大先輩なのに気さくに接していただいて」と、唐沢が喜びそうなワードをそつなくシャワー。またそれを受けての唐沢が。「オレ、昔大先輩にイヤな扱い受けたからさぁ。大御所ぶらないようにしてんのよ」。その言動とメンタリティを、人は「大御所」と呼ぶのである。

◎いわくつきを匂わす
 先日放送された、有村架純主演のスペシャルドラマ『永遠のぼくら sea side blue』(日本テレビ系)。これから夏本番だというのに、登場人物はみんなダウンコートにマフラーと、真冬の出で立ちで登場。「冬にしか見られないクジラの遊泳」とか、そんなシーンのためにあえての冬スタートなのかと思いきや、無意味にずーっと冬のまんまで終了。

 なんでこの時期に真冬が舞台のドラマを? これいつ撮ったの? 本当はいつ放送する予定だったの? なんでそれが飛んだの? いろんな疑問のせいで、話があんまり入って来なかった。「恋愛ドラマあるある」だけで構築された、コントみたいなドラマだったが。今どきの若者群像劇だというのに、SNSの描写がまったく出て来ないし。

 いっそのこともうお蔵入りのまんまの方がよかった気がするのだが。撤退もまた勇気なり。

◎お茶の間からエール
 ノンアルコールビールのCMに出演中の浅田真央ちゃん。大人になって。

 しかし、その仕上がりを見ていると、ちょっと心にざわつきが。これまでの「国民のスター」的なスタンスから、微妙にズレている印象なのである。デカいホットドックにかぶりつく真央ちゃん。ノンアルビールを飲み干してプハーッとなる真央ちゃん。映っているどの表情も、今までだったらボツにしてたとおぼしき「コミカル」なものばかり。本人に「私の顔で笑ってもらおう」というメンタリティがあってのことならいいのだが。どうもそんな感じは……。

 知らないうちにバラエティへの敷居を、低~く低~くされている感のある真央ちゃん。これから彼女が歩むであろう茨の道を思うと、我々余人も、今までとは少し異なるテンションでこう叫ぶしかない。頑張れ真央ちゃん!!

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今井舞(いまい・まい)
週刊誌などを中心に活躍するライター。皮肉たっぷりの芸能人・テレビ批評が人気を集めている。著書に『女性タレント・ミシュラン』(情報センター出版局)、近著に『気になる「あそこ」見聞録』(新潮社)がある。

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