「痛いことはしない、清潔を保つ、徹底した避妊」のみ 年々変化していくセックスの絶対条件

 皆さん、“セックスに求める絶対条件”はありますか? 「この体位は絶対にしたい」「クンニはマストで」といったシンプルな条件から、それよりも一歩進んで「手マンは必ず指1本、そして指を入れる角度はこのくらい」など技巧的なものを求める人もいるかもしれません。また、「最中の明かりは絶対に間接照明がいい」「恥ずかしいので真っ暗にしてもらいたい」と環境的な要望がある人もいるでしょう。

 私も「クンニしない男は信用できない」「69はしたくない」「正常位の時の蹲踞スタイルはやめてほしい」「騎乗位でイッてほしくない」などなど、以前はいろんな条件やこだわりがあったのですが、最近ではそれらの重要度がかなり下がってきたような気がします。私のセックスする上での条件・最新版は、「痛いことはしないでほしい」「清潔な状態で臨んでほしい」「当然のことながら避妊する」の3つです。

 なぜこのように最低限の条件のみになったのかと考えてみると、私の中である程度セックスに対する諦めが出てきたのかもしれません。諦めといっても、セックスに絶望を感じているなどのマイナスなものではなく、「こんな感じで構えておいたほうがストレスが溜まらないだろう」という、ちょっとだけポジティブなものです。

 というのも、私が望むセックスの条件を相手に課しても無駄というか、その通りにはならないということがやっとわかってきたんだと思います。人それぞれセックスに対するこだわりはあるでしょうし、相手にとっては大嫌いな行為が私にとって最高の行為であるというケースもあります。それを相手に無理強いするのはとってもよくないこと。そもそも相手に何かを求めて叶えてもらったとして、果たしてそのお返しに私も相手の希望を叶えられるのか……といったらわかりません。

 お互いに相手の好きなセックスを追求し合えることが理想的であることは間違いありませんが、自分の好きなセックスを相手が理解できるように伝えることって意外と難しいし、精一杯伝えても相手がそれをできなかった時の歯がゆさや気分が冷める感じがものすごく嫌です。相手も、しつこく「こうしてほしい」と言われたら嫌気がさしてくるでしょう。それらを我慢するくらいなら、諦めたほうがまし――私のセックスへのこだわりなんて所詮その程度のもので、相手がセフレの場合は生涯をともにするパートナーなワケでもないし、「痛いことはしない、清潔を保つ、徹底した避妊」といった最低ラインさえ守ればいいのかな、という結論に至ったのです。これらを守らなければ性感染症や望まぬ妊娠の原因になることはもちろん、痛みが伴う行為を続けられるのはかなりのストレスになりますから、もしされた場合は絶対に拒否の姿勢を示すべきです。

 また、はなから相手に求めなければ、万が一相手が自分の好きなセックスをしてくれた時は「わーお! 素晴らしい!」と期待していなかった分だけテンションが上がります。さらに、「セックスはこうあるべき」という固定概念を振り払ってまっさらな気持ちで臨むことで、いままで知らなかった自分の性感帯に気づけるということもあるかもしれません。長年自分が気持ちいいと思っていることでも、実は思い込んでいるだけだったというパターンもあり得ますからね。ちなみに私はずっとデカチンが好きだったのですが、「実は気持ちいいというよりも単純に『デカチンは挿入時の圧迫感がすごい=刺激が強い=気持ちいい』と思っているだけなのでは?」とふと感じたことがあります。この件についてはまだ確信したワケではありませんが……。

 こうしたことを考えるようになったのは、前述の理由以外に私が年を重ねたということも影響していると思います。私は今年で28歳になるので、もう相手の男性にいろいろ求められる年ではない、私とセックスしてくれるだけ感謝しなくてはという気持ちもあるのかもしれません。そしてこれを書きながらふいに髪をいじった時に、人生初の白髪を発見して死ぬほど悲しい気分になりました……。セックスの条件の在り方から白髪発見による悲しみで〆るという謎の原稿になりましたが、もし白髪対策について詳しい方がいましたら情報をお待ちしております。

■Lollipop-Rumiko(ロリポップ-ルミコ)/通称ロリルミ。中学1年で済ませた初体験を皮切りにビッチ街道を突っ走ってきたが、ここ数年それに疑問を感じ始めている26歳。しかしまだ完全にビッチを卒業することはできず。好きな男性のタイプは、ちょっとSなクンニスト。最近の悩みは、夕方になるにつれてクッキリしてくるほうれい線と、過度の飲酒と白米の食べ過ぎによってできた腰回りのぜい肉。

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